週間店長情報 ポイント還元は憲法違反 2019 11 18
消費増税でかなりの店がレジを買い換えました。対応レジを使っている店がある反面対応していないレジを使っている店もあります。訳を聞いてみると「レジを注文しているがまだ来ない」状態だとか。レジを発注したのが9月下旬だった模様。今月には間に合わないと聞きました。
この場合誰も言わない対応策を考えました。対策は「このままずーと8%で行ったら」です。「10%税商品の場合困る」そうです。これがやっかいです。でもアイテムが食品だったらいいのです。
食品でない商品は食品にしてしまうのです。「どうやって」簡単です。化粧水の場合バケツの水の中に入れて販売「バケツの水化粧水配合2000円税金は160円」宝石の場合は「パンの中に入れて パン(宝石配合)50万円」茶碗は春巻きの皮に来るんで「春巻きの皮茶碗入り」何でもOK
アイテムを食品配合にしてしまえば全部食品8%で販売できるのです。
「こんなんじゃいや 消費税なんか払いたくない」と言われる店にも方法はあります。あまりお勧めは出来ませんが会費制販売です。昔塩販売でやっていた方法です。会費1000円で塩1袋が特典として与えられるのです。これだと会費です。会費には消費税はかかりません。○○塩会員会費1000円、味噌会員1500円特典味噌1カップと言う具合です。
今はクラウドなんちゃらで資金を集めて返礼品として物を提供すると言う会費 消費税はかかりません。数日前新聞で町内の造り酒屋がこれを利用して資金集めをしていました。原料米は当方の販売している「たんぼの天使」米。たんぼの天使生産者の井上さんに話を聞きました。「クラウドで270万円を集める計画だったが3日で集まり終了。今は2次募集をしている」新聞の写真は姉妹。旦那さんは亡くなったと聞きました。この酒が取り扱い出来るか検討しています。「酒の免許がないおめぇが仕入れられる訳ないはず」そうです。通常なら無理ですが定価で買ったものをおすそ分けするならいい筈です。これで儲けようとしなければいけるのです。これだって会員制にしてしまえばいいのです。「たんぼの天使」酒を楽しむ会。年会費3000円会員特典はお酒1本。これだと消費税はかかりません。売上げとは別会計にする事もお忘れなく。
今回の話はこれからです。ポイント還元で店は対応に大わらわ。これって誰が得するかと言うと仲介業者。カード会社が儲かるのです。店にメリットはありません。お客にメリットはあります。ポイントが還元されるからです。期間限定。この支払い方法が定着することを狙っているのです。
こんな事を政府が推奨する必要がないと見ています。本当に便利なら誰もがとっくにしているでしょう。物を買ってその場で現金で払えばすべて完了ですがクレジット決済だと支払いはカード。店には口座に振り込まれるのですがタイムラグがあります。仲介業者がなくてもいいのに無理に仲介業者を挟むのです。「こんなものいらない」と言いたい気分。
毎日50万100万円を持ち歩いている人はいないでしょう。毎日の買い物ってせいぜい1万円まででしよう。たった1枚から10枚の紙が重たいと言うのでしょうか。「支払い時にお金の計算が」と言う人がいるかもしれませんがスーパーではセルフレジが導入され始めました。こっちの方が早そうです。その内にかごの中をセンサーが自動で読み取りセルフレジで支払い完了後ゲートが開くようになるかも知れません。これだとレジの読み取り人は不用。カードが便利ですが人が必要。これから先はお客さんの支持がどちらに向かうかです。僕はその場で支払い完了に軍配が上がると見ています。その場で完了するものを仲介業者が入るのって無駄です。カードも1枚なら1万円札も1枚。1枚は同じです。ポイント還元が無くなった時にはっきりするでしょう。
問題はポイントの還元率が一律でない事です。これは差別。更に子供はカードを持てないでしょう。後期高齢者もカードを持っていない人が多い筈。憲法は平等にとなっているはずです。これって憲法違反に当たりませんか。僕の中ではこの政策は憲法違反になるとみています。