週刊店長情報 今年の通信簿 23 11 21
年末が近づいてきました。「いちうろこ」練り物とか昨年と同じです。価格等変わっている物はありません。この時期になると「今年はどうだった」かがはっきりします。今年は誰でも震災の影響でダウンと思いきやそうではなくアップしている店もありそうです。皆さんの通信簿はお客さんからの売り上げです。当方の通信簿は皆さんからの仕入れ額です。昨年 又は一昨年との比較をします。僕はあまり考えていません。考えているのは「今年は新しく何をしたか」に注目しています。今年の僕は業務見直しです。皆さんの店に訪問するのは変わりないですが発注を受けてから納品までの仕組みが変わりました。具体的には発注のファックスを集計するときに集計表が出来てから見直しというかもう一回確認作業をしています。その為今までより集計時間がかかるようになりました。確認をしない場合は転記ミスが1~2件毎週起きていました。その為手書きでの注文はなしにしてもらう事をお願いしています。手書きバラバラの発注書だと転記に2~3倍手間がかかるのです。これが時間の制限のある集計作業に響くのです。集計の終わった後の発注書は受け付け出来ない状態になっています。集計が終わってそれぞれの生産者メーカーに発注のファックス。10~20件あります。次は伝票作りです。ここでも1回打ち込んでから見直しチェックをしています。チェックをしないとここでも1~3件ぐらいの打ち間違いが発見されます。次の作業は仕分けです。今年の2月までは当日の朝から仕分けをしていました。これだと見直しはほとんど出来ません。大家さんの納屋を借りていたので前日に拡げて仕分けは出来ません。大家さん達が出入りする為です。隣が空いたことから借りることに。これが一大転機になりました。今まで当日仕分けしか出来なかった物が前日仕分けが可能になったのです。今は日配品以外は日曜日に仕分けをしています。仕分けでも間違いが起きます。店別に箱があるのですが間違いは隣の箱に入れてしまう事です。その他毎週同じ数だけの注文がこの週だけ別の数字だと間違いが起きます。時間が出来たので検品が可能に。午前中に仕分けをして午後に日曜日着の荷物を運送屋に取りに行き、帰ってから検品をするようにしました。これだと間違いはなくなります。日曜日での作業の終了は午後10時近くになります。間違いはなくなりましたが翌日の事を考えるときついです。そこで助っ人をお願いし始めました。ふりかけ隊の仲間が検品を手伝ってくれることになったのです。これだと何とか続けられそうです。本当に2月までと今では違いすぎるのです。ここまで出来たのが僕の今年の一番の成果です。こうせざるを得ない事情もありました。仕分けの数が増えたためです。週の仕分け数が300~500個多くなったのです。宅配の美肌水の仕分けは別です。今までのやり方を続けていれば間違いのオンパレードになったかも知れません。助っ人を頼むと言う選択肢も前から考えていましたが今回のようなきっかけがあったからです。これだともう少し取引先が増えてもやっていけそうです。と言う事は僕にはまだ伸びる余地があると言う事です。今まで「もうこれ以上取引先が増えると迷惑をかける」と思っていた物が「まだいける」になったのです。これだと来年はまた良い事がありそうです。「これ以上伸びない」と考えているあなた 不器用な僕でも仕事の見直しで「まだ伸びるかも」と考えているのです。僕よりはるかに頭もよくて情報も一杯の皆さんならきっとまだまだ伸びる要素を見つけられる筈。そう願っています。