週間店長情報 種は暮らしの中に 29 1 23
甜菜糖 再開します。
大変長らくお待たせしました。今週分の受注から
新規取り扱い
アップルソース ココナツポップコーン 詳しくは別紙。
種は暮らしの中に
幾山河越えさり行かば 寂しさの終(は)てなむ国ぞ 今日も旅行く 若山牧水
昔習ったことがあります。「おめぇ それがどうした」と突っ込まれそうです。これを商売に置き換えて考えたのです。僕たちはいつも いい商品 いい取引先 いい立地 いいお客様を求め続けています。当方も例外ではありません。毎日ネットで検索している人もいる筈です。探そうとすればいくらでも探せるのが今のネット社会です。「情報化社会は情報の大量販売だ」と何かの本で読んだことがあります。情報は頭の中に入れなくてもいいのです。記憶力の弱い僕でも大丈夫。スマホだと気付いた時すぐに検索出来ます。そんな光景がいたるところに。みんな暇なのか それとも忙しいのか判断に苦しみます。スマホの持っていない僕は即座に検索は出来ません。車を運転している時間は不可能です。息子と一緒に回っているので今は息子が引き受けています。これだといろいろ取扱商品を探せそうです。その筈ですがそうなっていません。膨大な情報も玉石混交。僕がひにくれ者ですからそう思うのでしょう。「人はウソをつく」と思っています。自分の都合のいい情報だけを流すのです。全部とはいいませんが。買い手の想いと合致しない場合も多いのです。大切な情報は友人知人からが多いのです。僕のページにたどりつくのは大変です。毎週の発注書は暗号ですから解読が難解です。僕としては保存用を渡しているので大丈夫だと思っているのですが息子は「これが判る人はほとんどいない。不親切」と言います。その上毎週の注文の集計も「間違って当たり前」だと。理由は「アイテムが多く取引先も数が多くしかも多種多彩。イレギュラー注文も半端ではない」解決策は僕では無理でしょう。息子が新たな仕組みを作る予定です。皆さんのお店の周りにいるのは取引先 お客様 スタッフ 家族 親戚 友人知人です。取引先もいろいろです。相手と店の関係の深さがそれぞれ違うのです。質の高い情報は誰でも欲しがります。「問屋は何も教えてくれない」「営業は物を知らない」「ナカショウは不親切」が現実です。僕は む く ち ですから話かけるのが苦手。聞けばいろいろ話が出来るのですが。当方に関心がある店とか人はしょっちゅう話しかけてきます。僕に関心がない人と店が多いのも事実です。こちらから無理して「僕の話は参考になるから聞いたほうが得」とは言いません。30年以上の操体法上級信者ですから商売も人付き合いも操体法の考え方です。一番の特徴は長所進展法です。あまり買ってくれない店に無理に営業をかけません。売れない商品を頑張って売ろうとしません。不得手な商品アイテムは無理に取り扱いません。これだと気楽です。セミナー講師の日本笑い学会の昇先生は「話をすると元気になる人とならない人と区別して、元気になる人とだけ付き合うといい」と教えてくれました。今の僕はそこまで選り好み出来る状況にありません。元気になる人となるべく長く話をするくらいしか方法はありません。自分の周りに元気にしてくれる人間が沢山いると幸せです。そんな人達となるべく長い時間過ごせる仕組みを作るとグッド。新規取扱商品で売れる物はそんな中でしか見つけられないのです。ネットで見つけたとしても最終判断する前に自分の店をよく知っている人に相談するといいのです。誰にも相談できないという事はないでしよう。「そんな人はいない」何て言う人は皆無の筈です。探せば見つかる筈です。元気になる人を沢山作るコツは周りの人を大切にすることから始まります。月並みですが。商売繁盛の種は暮らしの中にこそあるのです。