週刊店長情報 繁盛するには訳がある 2022.04.11
同名タイトルの動画がネットに出ています。商売をしている人なら誰でも繁盛店になりたいと思っています。当方のような小さな卸でも同じです。繁盛の訳は誰でも知りたいはずです。動画は主に飲食関係の繁盛店を紹介しています。ほとんど毎週入れ替わっています。
コロナの影響で売り上げが下がって大変と言うのはよく聞きます。何とか資金をもらってと言うのもありですがそうはいかない場合もあるのです。魚の卸屋さんの例です。卸先が買ってくれないので自分で店をオープンさせた例。売りはでか盛りの海鮮どんぶり トロ うに いくらなどのネタがてんこ盛り どんぶりからはみ出しています。魚卸だから出来る売り方です。これが大繁盛で3店も店を出してしまったのです。今後も増やす予定だとか。
街の中華店 チェーン店ではないです。家族 夫婦とかで切り盛りしている店の紹介は多いです。特別な料理を出している訳ではないです。売りはやっぱり でか盛り。トッピングが豪華すぎるのです。しかも店主は70歳台。毎日お客が来るのでやめられない状態だとか。
一日いなりが800個売れる店の紹介もありました。何で売れるのだろうかと種明し。一回味付けしたいなりをもう一度炊いていました。これが秘密だとか。
定食屋も取り上げています。唐揚げ定食。唐揚げがてんこ盛り。普通では食べきれません。それでも食べる猛者が現れているのです。
これらの店の紹介をみていると繁盛の秘密が判るのです。まずはてんこ盛り これはわかりやすいです。とにかく半端じゃない盛りが客を引き付けます。もう一つは激安。誰でも判るくらいの安さです。ひと手間で繁盛店になった例も紹介されています。更に常連のわがままを何でも聞いてくれる店もありました。○○なしの麺 ○○足してというのから 別味の注文まで引き受ける店です。こんなのも「いつもの」とか「あれ」と言うだけで判る店もありました。
こういう店をみながら皆さんの店でも出来そうな事を考えています。当方の取引先でよく似た例の店がありまました。以前紹介したことがある店です。場所は滋賀県 自然食問屋の営業はほとんど行きません。辺鄙すぎるからです。老夫婦でやっている店で小さな店です。来てくれた問屋の物を買います。当方は福井の帰りとかその逆にいくことが出来ました。
何かすごいかというと牛乳900ミリ低温殺菌瓶牛乳が2本で500円です。宣伝とかチラシまきはしていません。ポイントカードとか値引きもしていません。牛乳の特売日は50人から100人の来店です。僕が店にいる30分ぐらいの時間で5人から10人の来店です。初めはトントンでしたが原価が値上げになって逆ザヤになりましたが続けていました。この店をみていると繁盛の基本が判ります。何も知恵を働かせる必要がないのです。特別な才能も入りません。僕でも出来そう。
来店数が少ない店で閑古鳥が鳴いている店には真似してもらいたいです。でも真似た店は皆無。僕の話を真剣に聴く人がいないからでしょう。見れば誰でも理解できる筈です。
ほかにこんな店も付き合っています。農家の野菜のはね品を一山いくらで買ってきて激安販売している店です。レジを通す手間が面倒なので店頭で金はザルに入れていました。
何も全商品を激安にする必要がないのです。たった1品を激安にすれば言いたげです。毎日日替わりとか今月のお得商品なんて無用です。ポイントカードとかも発行しないので楽ちんです。チラシを作ったりDMを発行したりと言う手間も必要ありません。
皆さんの店で出来そうなアイテムは 牛乳 玉子 その他あるでしょう。キーワードは春夏秋冬季節を問わず 老いも若きも 男も 女誰でも買ってもらえるものです。
当方のアイテムだと レトルトのカレー 豆腐ぐらいでしょう。毎日がきつい場合は週1回の激安販売が出来そうです。実現は初めの一歩が出るかどうかでしょう。