週刊店長情報 メモリーステイック保存は危険 27 2 16
パソコンを修理に出していますが直りません。最悪の状態も覚悟しなくてはなりません。部品を取り寄せて直る筈でした。「もう少し見させてください」という段階です。伝票だけは貸し出し用のパソコンでこなしています。修理屋さんといろいろ話をするうちに同郷だということが。「毎週福井に帰ってるねん」と僕「福井のどこです。僕も福井県」と相手「越前町っていうところ」「僕は血ケ平」「僕は米ノ」「こめんだけぇ」福井県出身というのは京都ではよく見かけます。同じ町の出身にはほとんど出会うことはないです。越前町は合併して新越前町になりましたが旧越前町の出身者同士。敦賀寄りが僕所 彼は福井寄りです。実家に数か月に一回程度帰っているといいます。長男なので家を継ぐ模様。父親が一人で住んでいて高齢で心配らしい。彼の集落は海岸段丘の上にあります。海岸ではないのですいせんは取れないらしい。その代りというわけではないですけどわさびがたくさん取れるといいます。表土はあまりなくて沢の近くなのでわさび栽培には適地です。「無堆肥わさびとして売り出せばきっと村おこしになる」と僕。「その折には力を貸してください」と彼。変な展開にびっくり。パソコン音痴の僕はいろいろ聞いてみました。パソコンは消耗品なので5年も続けて使っているほうがおかしいというのです。いずれ壊れるものだと。僕もそう思っていましたが今回のパソコン使い勝手が良いのと速いので気に入っていたのです。気が付いたら5年も経っていたというわけ。それまでは3年周期で買い替えていたのです。今回のパソコンはいろいろな物が入っているので本当に困っています。そのとき出てきたのがメモリースティックについてです。これは本当に便利です。動画でも入るぐらいです。しかも手軽です。僕も使っています。これが「危険」だというのです。「何で?」と聞くと「メモリースティックはバグると修復不能だからです」との返答。今回の故障でもハードディスクは無事です。外部メモリー 以前はCDを使っていました。今はスティックです。大部分の皆さんもそうではないかと推測しています。CDって面倒くさいです。しかもスティックより嵩張ります。今はネット上でのメモリースティックというのもあるらしい。これも彼は「但し書きがついています。もし何らかの不都合が起きた場合当方は責任を持ちませんと書いてあります」何が起きるか予見できないことが起きる可能性があるからです。ネットでの保存だと大丈夫だと思いがちですがトラブルが起きた場合を想定すると危険だということが判ります。「じゃあ どうすれば」ということになります。彼は「できれば毎月 CDRに焼き付けるのがいいです」書き込みタイプはバツ、理由は書き込み時にトラブルが起きると前の保存したものまでパーになるからです。ならば「ハードディスクは」と聞くと「これが一番かも知れません。パソコンのハードディスクは頑丈にできていますがこれも完璧ではないです。外付けのハードディスクとパソコンのハードディスクが両方いっぺんに壊れることはないでしょう」納得です。何本ものメモリースティックを保管して数年使わないものが危ないのです。理由はカビ。パソコンもカビが生えてだめになるケースがあります。カビ博士はそのカビが生えない方法を指導してお金を儲けていました。彼は「カビの話はちょっと聞いただけでは判らない」と言っていました。(2年前に亡くなりました)パソコンが何で3年ぐらいしか持たないのかはカビが原因の場合もあるのです。防黴剤の効果は3年ぐらいだからです。塗り替えるのはほとんど不可能です。防黴剤の効果がなくなると湿気の多い日本ではカビが繁殖するのです。防黴剤というのはナフタリンと同じようなものです。固形分が昇華している間有効なのです。皆さんの近くだといろんな塗装がそうです。塗装の中にも防黴剤が入っています。入っていないとすぐに腐食します。ほとんど無味無臭です。昇華している間は腐食しません。数年すると防黴剤が昇華してなくなってしまうと腐食が始まるのです。当方はその防黴剤を持っています。ここまで聞くとメモリースティックでデータ保存というのがかなり危険だということが判ります。ハードディスクかCDでの保存を提案します。