週間店長情報 美味しいインスタントコーヒーの淹れ方 2023.04.10.
コーヒースケールと言うのをネットで買いました。懲りもせずにコーヒーを量って入れ続けています。計って入れている人は僕の知っている人では一人います。その人は女性で毎月のイベントでコーヒーを出していると聞きました。バリスタの動画も見ていました。計って入れると誰でも同じコーヒーが淹れられるのです。その上で自分流を付け加えられるとグッド。
化粧品メーカーの社長から「物事の習い方」について教えてもらった事があります。初めは習うのです。先人とか先輩の教えてもらった方法をそのまま実践するのです。この時に「自分だったらこうする」とか「もっと良い方法がある」とかはご法度。鋭大部分の人はここで自分流がでます。あげく「僕のほうがうまい」とかなります。結果「この先生へぼ」となります。自然食品卸の営業はだいだい3年ぐらいで辞める人が多いです。3年で見極めをつけるのです。「で、3年で何が出来る」と言えば「一通りの仕事が出来る」状態です。営業は新規開拓と新規取扱商品を見つけて来る力がつけば一人前だと僕は考えています。3年で新規開拓とか売れる商品を見つけてくる人は稀です。大部分の人が初めの「習う」で頓挫するのです。次の段階は「破る」です。今まで教えてもらった方法を一度ニュートラルな状態にします。今までの方法を一旦白紙にして見つめる事です。その時期を得て「離れる」自分流の方式を見つけて進むのです。これが順番です。
コーヒーも今まで教えてもらった方法で淹れ続けてきました。コーヒーを計って淹れるという方法は教えてもらっていません。僕はコーヒー通ではありません。プロは考えなくても美味しく淹れられるのです。身体が勝手に動くのでしょう。計らなくてもメジャスプーンで充分美味しく淹れられるのです。僕はアマ、計って淹れるのがプロになるまでの期間だと思っています。大部分の人はメジャスプーンのメモリを見ていません。メモリ自体があるのも知らない人もいるかも。
グリーンアイズの故森口社長がインスタントコーヒーの製造販売を検討した事があります。その時「小ロットでインスタントコーヒーを作ってくれる会社知らんか」と言われた事があります。そこで僕はかつて関わっていた事がある○ル総本社を紹介した事があります。○社は伏見区グリーンアイズから車で3分ぐらいの所にあるのです。連絡するとグリーンアイズに来てくれました。健康食品会社で製造もしています。そこでは○ット○ライフコーヒーと言うのを製造していたのです。販売しているコーヒーはフリーズドライ製法です。この会社なら小ロット生産が可能だと考えました。話を聞いてみると原液は製造しているがフリーズドライは宇治にある会社に委託しているということでした。宇治の会社はかなり大きい会社でする。断念した事があります。その時インスタントコーヒーとレギュラーコーヒーの違いについて色々検討。インスタントコーヒーは混ぜ物を入れて作られているんだろうという結論になりました。その時はゼラチンのようなものを入れて作られているのがインスタントコーヒーだと。その後インスタントコーヒーについて考えた事はありません。今回調べたのはインスタントコーヒーも計って淹れると美味しくなるのではないかと考えたからです。「しょせん インスタントはインスタント」と考えれば終了です。諦めの悪いナカハシ。
今回調べるとインスタントコーヒーはデンプンが含まれていることが判明しました。味の違いはデンプンだったのです。フリーズドライにすると板チョコのようなものに仕上がるのです。それを粉砕して出来るのがインスタントコーヒー。今まであやふやだったのです。
美味しく入れるには瓶の中のシールを綺麗にはがす事。理由はきれいに剥がさないと隙間が出来て湿気が入りやすくなるからです。カップは温めておく事。コーヒーの重量は2g、お湯は140g
今のコーヒーはデンプンがダマにならないので水で溶いてからと言うのは不要です。普通に計って淹れれば美味しく飲めますがもっと良い方法があります。カップに分量の水、コーヒーを淹れて掻き混ぜてレンジでチンすると美味しく呑めます。これってレギュラーコーヒーも同じです。