週間店長情報 年賀状に愛を 2022.01.17
付き合いのある自転車屋の年賀状から年賀状の話をする事に。その年賀状には「80歳を過ぎたので今年の年賀状を最後に卒業したい」と言う内容。この人は元々自動車修理屋でしたが年齢と共にバイク屋 そして自転車屋に代わりました。80歳を過ぎた時に一旦廃業。近所から「止めないで続けて欲しい」と言う要望から再度開業。場所は京都タワーの見える京都市下京区。仏壇仏具の店が立ち並ぶ本願寺地区です。今は放置自転車を警察から譲り受けて手直しして格安中古自転車を販売しています。奥さんも80歳になりました。「そりゃそうだよなぁ 80過ぎて年賀状を出すのは大変」なのでしょう。今まで年賀状を深く考えていない自分に気がつきました。
誰もやったことがない「年賀状の仕分け」をする事に。ただ氏名住所を確かめるだけでは面白くないでしょう。こんなんで最後まで辿り着けるかちょっと心配ですが続けます。
年賀状をみると大部分が普通年賀状 表面の宛名は印刷又はラベル印刷 パソコンで年賀状作成ソフトを使えば簡単に作れます。裏面も定型文と画像又は干支のイラスト これもネットから取り出せば簡単に出来ます。当方のもらった年賀状の8割がこれです。ノーマルと名付けました。
次に多いのはノーマルにワンフレーズ又はツーフレーズ手書きで書いてある年賀状。この一文だけでも読むに値します。ワンフレーズですが書くほうは大変な苦労です。全員に書いたことがあるので大変さが判ります。ワンフレーズ年賀状としました。
同じぐらいに多いのが家族の写真とか店のスタッフの画像の入った年賀状。親戚とか個人の年賀状が多いです。甥っ子とかが結婚して子供が出来てその成長が毎年の年賀状で確認できます。顔を見る機会はありません。ファミリー年賀状と言えるでしょう。
これ以外にわずかですが僕個人の為に書いた年賀状があります。今年は2枚。これはそんなに多くないです。世界で一枚しかない年賀状です。手書きとパソコン打ちがありました。年賀状と言うよりはがき又は簡単な手紙に近いものです。差し出す方は僕にフォーカスして書いてくれているのです。こんなの貰うとうれしいです。誰でも読むでしょう。パーソナル年賀状と命名しました。
「おめぇのはどうなっているんじゃ」と突っ込まれそうです。僕のはノーマル年賀状。宛名は全部手書き(読みにくいのは勘亭流の崩し字体 普通の人は読みづらい 郵便局でも苦戦しているのか宛名不鮮明で戻ってくる場合があります)裏面は挨拶文に付け足し文。脚色とかカラーとかになっていません。僕的には「読んで欲しい」文を書いているつもりです。
いつぞや取引店から年賀状欠礼のはがきが来たことがあります。その時手書きで「欠礼しますが年賀状下さい」と年賀状のおねだりをされたことがあります。当方には年賀状を出さないリストがあります。取引先でない「らっく生活瓦版発送リスト」です。そのリストの人からもわずかですが「年賀状下さい」とのおねだりがあります。「面白そうだから」らしい。瓦版を面白いといっている人達だからです。瓦版一番人気記事は「野生動物が人間を斬る」です。「これどっからぱくってきたの」といわれた事もあります。全部僕のオリジナルです。10年以上続いています。11月に出した内容は「病気と闘う人間」これも面白いです。
せっかく出す年賀状です。読んで楽しんでいただける 又は考えさせられる内容の年賀状にしたいと常に思っています。皆さんもその気になればそういう年賀状が作れます。店から出す年賀状ももらったお客さんが絶対見逃さない年賀状があります。
年賀状の裏側は福袋の案内 調味料お菓子詰め合わせセット 1000円 中に3000円以上の物が詰まっています。冷凍肉詰め合わせ 2900円は9000円以上の肉が入っています。いずれも先着10名と2名 これだと初売りに行列が出来るかも。
年賀状に愛を注入すれば必ず読まれる事 間違いなし。