週刊店長情報 包帯療法を操体法で考察 26 3 24
価格表作りました。まだ不完全なのはご勘弁を。
金子製麺の棒パスタ取扱
社長の金子さんと話をしました。200g入り200円+税 端麺は容量を減らして現行価格に。
包帯療法を操体法で考察
セミナーを重ねるごとに印籠が増えていく気分です。人が知りえない話が多い為です。今回の包帯療法も目から鱗というかびっくりしました。靴業界の外反母趾対策は第一~第五MP関節の線上にメタタザールパットを貼る事です。「おめぇ 又 何じゃらかんじゃら 判らん話を」「靴の中敷きでぽこっと膨らんでいるあれの事です」「それをはよう言わんかい」「へぇい えらいスイマセン」僕が通っていた診療所では中足骨の線上より足元の方つまり開張部分より少し足元のほうにパットを貼りつけます。更に左右の足の側辺に羽を付けます。羽をつけると踵骨をホールド出来るからだと聞きました。足の前滑りを防ぐ効果が期待できるのです。大部分の人はやっぱり「なんのこっちゃい」となるかも知れません。詳しく知りたい人は直接聞いて下さい。自然食品店で靴を販売している店があります。一つのメーカーの靴それも一種類のシリーズの靴です。一つのメーカーの一つのシリーズの靴で大部分の人の足に合わせるのは無理があるとみています。素人の足の計測もプロにはかないません。プロは計測の時間帯で足のサイズが変わるのも知っているのです。我々にはそこまで勘案して靴のサイズを測れません。更に足の形は千差万別。靴屋は全種類の靴メーカー全アイテムの靴は在庫していないし扱えないのです。流通上の問題もあります。下駄草履はその点楽です。少々サイズ違いでもOKだからです。サイズが合わなくても大事には至らないのです。靴の場合は合わないと大変です。全部扱えたとすると百貨店の大きさの店が必要です。靴の百貨店です。でも採算は合わないでしょう。大型靴専門店の数十倍の広さが必要です。更に健康靴という分野から装具靴までいれると更に大きな店舗が。誰もそんな事は出来ないのです。
包帯療法は特別な技術は要りません。力を入れないで軽く巻くだけです。巻き方については本を販売しているので参考にして下さい。口下手の僕が話すより判り易い筈。軽く巻いても伸縮のある包帯ですから若干圧がかかります。これがいいのです。寝ている時だけでOKです。昼も巻きたい人は第一中足骨 骨頭部分を除いて巻きます。これを操体法で考えるみることに。操体法ではまがっている指をまがっている方に力を入れてもらって少し抵抗を加えて数秒保持した後瞬間脱力すると言う操法をします。包帯療法は寝ているときに操体法の操法を勝手にというか無意識に行っていると考えられるのです。寝ている時私たちの身体は動きます。しかも痛い方には動きません。楽な方に動くのです。包帯はその時に抵抗の役割を果たすのです。一人操体です。これで外反母趾が良くなっていくのです。靴の中敷きのパットはそれなりに効果がありそうですが靴を履いているときの矯正(交感神経)に対して包帯療法はリラックス(副交感神経)している時の矯正と言う事になります。中敷きのパットは包帯よりは高くつきそうです。これは別の副産物を生みそうです。操体法では連動の法則というのがあり身体の一部を動かすとそれに連動して全体が反応すると説明しています。五十肩とか四十肩の操法で足首の操法だけ手が挙がる事がよくあります。足首を固定すると全体の歪みが矯正される可能性があるのです。操体法の本には載っていませんが(何せこの道30年ですから)固定しての動診というのがあります。抵抗動診と呼んでいます。包帯療法は見方によると抵抗動診と操法を寝ているときに無意識にしている事になるのです。身体のいろいろな不定愁訴に有効かも知れません。五十肩 四十肩 偏頭痛 首が廻らないとか 腰痛にも効果があるかも知れません。効果があれば儲けもの 別に大金がかかる訳ではないのですから。これが本当なら青木先生の次の著作は「万病がよくなる包帯療法」で決まり。ちょっと乗り過ぎ?誰か試して。