週間店長情報 美容室の売り上げアップ 29 3 13
マコモパウダー
当方の割り当て販売数量が販売終了。他の割り当ての残っている卸先の分をこちらに回してもらえるか交渉中です。
タカハシ乳業
無農薬ヨーグルト取り扱い。無農薬バターがないか問い合わせましたが作ってないとの事でした。4月から価格訂正。メーカー販売価格に合わせる事に。
来週の日曜日配送なし
来週はセミナーの為日曜日配送は出来ません。月曜日配送火曜日着になります。
美容室の売り上げアップ
長年付き合っている老美容師から電話「うちの店 娘二人に任せているけどぜんぜんあかん。あんた アドバイスして」と言うのです。「今の僕にアドバイスなんてお門違い」とも思うのですが。京都の東山区にあるこの美容室 老先生は透析患者です。店は二人の娘が続けています。2年前に改装。それでも売り上げはさっぱりの様子。老先生の時は良かったのです。娘達と老先生では性格も違います。老先生は正食風に言えば陽性。娘二人は陰性です。商売の仕方と言うか対応も違っています。更に言えば時代も違います。昔の美容室は儲かったのです。今は大変な時代です。免許があって開業すれば誰でも食える時代ではなくなっているのです。長い付き合いのためいろいろな事を聞きます。どうやら前の家とうまくいっていない様子。この辺からとりかかる必要がありそう。物販の店の場合だといつもお話している圧縮付加法が有効です。美容室にはこの手は使えません。美容室の売りは店主の腕とかセンス 価格 店の雰囲気 客あしらいがポイントです。長年の勘で娘二人での繁盛は難しいと始めから見ていました。娘達が母と同じ事をしては難しいし又出来ないのです。陽性の先生は明るいし大雑把。何で「もってけ泥棒」と言うタイプ 人が寄ってくるのです。僕らが訪問するといつもコーヒーを入れてくれます。元気だった頃は近くの有名漬物店「にしだや」の漬物を(今はスーパーでも買えますが当時は1日1樽だけの販売で入手困難でした)買って待ってくれていました。若い僕が訪問するといつも何がしかのお土産があったのです。店に来るお客にも同じ事をしていたのでしょう。店は繁盛していました。息子は伏見淀で開業しています。息子さんも陰性ですが男の陰性は美容師としては「当たり」です。うまくやっている模様。行けば付き合ってくれるはずですが今の僕の状態では難しいです。商売繁盛には魅力が必要です。「魅力は与えることによって増えるし求めることによって減る」のです。店でも個人でも同じです。与えるものが沢山あり与え続けると魅力は増し続けるのです。物は与えると減ります。限界があるのです。それ以外の何かを与え続けられるといいのです。「与えるものが何もない」と言う人がいるのも事実。そんな場合は「無財の七施」(知らない人はネットで調べて下さい)と言う教えがあります。その気になればいくらでも与えるものがあるのです。娘達が足りないのは「与えるもの」がないか少ないのです。彼女たちは細かいです。毛染め剤の分量について話をする機会があり実感。初めて来た客が「気に入った。又来たい」と思ってもらえればお客は増え続けるのです。皆さんの店にも当てはまることかも知れません。ここまでは精神論。件の店へのアドバイスはこれで終わりではありません。具体的対策が必要です。これがないとだだの坊主の説教。新規顧客の獲得方法。既存客へのアプローチ。美容技術の再点検。自店の強みの分析。京都に生まれ育った人たちです。他府県からの移住してきた僕たちよりはるかに有利なのです。お友達だって沢山いるのです。お友達が来てくれて気に入ってくれたら簡単にお客は増え続ける筈でしたがそうなっていないのです。お友達が来店して気にいれば自分の他の友達を紹介するのが世の常。繁盛する糸口はこの辺から。