週刊店長情報 ポーロの牧瀬製菓訪問 27 6 15
マルカワ味噌
未来 完売ヴィバルディ 今月末までに終了 再開は秋ごろ
種酵母菌の変更 甘酒 今までは種麹メーカー品を使用 自家採取酵母菌に
ボーロの牧瀬製菓訪問
家内に「今回で今年の遠出は終了」と言うと「「おみやげ期待しています」と。いつも「うちの坊ら(子供達)何にも音沙汰がない。私の誕生日 母の日にも何の連絡もない」というので「男がそんなに気がつくわけがない」と僕。「あんたもおみやげって買ってきた事がない。子供に買ってあげたのはシャンプーハットぐらい」福井に帰らないでの訪問。場所は九州しかも雲仙市という所。初めて行く場所。かなり辺鄙なところと言うイメージ。普通行けません。というか行きません。費用対効果で考えるとそうなります。国産農薬不使用小麦使用ボーロに出来ないかを提案するのが今回の目標。他にも寄って行くところを検討しました。でも時間がありません。前日の仕事が詰まっているので日帰りにしょうとネットで検索。無理をしてはいけないと自分に言い聞かせています。前日中に博多までいくのが疲れないかもと考え前日に博多まで。着いたのは夜9時。これだと翌朝早くに出れば雲仙まで行って当日中に京都まで帰ってくるのは可能です。博多から諌早(あの諌早 干拓事業で揉めている所。日本人のあいまいさがそうさせているのです。農民か漁業者かどちらかに決められないのです。海だと言うのに泥が一杯)と言うところまで特急で行きそこから島原鉄道に乗って多比良町というところまで電車で行きました。島原鉄道の電車「これがまたすごいのなんのって」いつ脱線してもおかしくないような電車。都会人?の僕は「こりゃ 脱線の一歩手前」と固く信じて疑いません。同乗者は誰もおびえていません。おびえているのは僕だけ。「うぇーん ほんとに怖いよう」45分で1210円これもバカ高。聞けば「日本一高い電車賃」だとか。こんな日本一は威張れません。多比良町にはフェリーもある。駅に着いたので牧瀬さんに電話したら迎えに来てくれました。社長ではなく息子さんでした。社長は70歳 脳梗塞で動けなくなったと聞きました。「仕事はお前に任して俺は引退する」と言ったとたんに悪くなったと聞きました。早速提案をしました。砂糖 粉 卵を持ち込みで作ってもらえるかの相談です。その上原価計算とかこちらへの仕入れ価格も電卓をたたいて計算。当方が全部持ち込んだ場合とんでもない価格なる事が判明しました。「こりゃ 無理か」とも考えました。理想は高くても売れなければどうしようもないです。全粒粉は問題がなさそうですがこれも作ってみなければ判りません。甜菜糖にするとあまり甘くない物になるのも判っています。卵は近くに養鶏場があるので毎日そこから来るらしい。粉は九州産。砂糖は上白糖。とりあえず材料持ち込みはOKになったので1回お願いしようと考えています。卵と砂糖について研究の余地があります。帰りの汽車の中で「最高水準を初めから求めない」と決心。心配な事があります。今の甜菜糖 次の船が来るまでに欠品になる事も予想されます。今は業務用25キロの注文は停止しています。ボーロは1~2カ月に1回作ってもらっているのが現状です。砂糖が調達できなくて欠品という事態も想定されるのです。今回は農薬不使用全粒粉だけで1ロット作ってもらうのがいいのではと考えるように。これでもよそで真似が出来ないアイテムになります。販売価格がべらぼうになる事はなさそう。今までの価格で販売出来そうです。帰りは諌早駅まで送ってくれました。その時出たのが紅塩を上に振りかけたボーロの提案。「後で振りかけるのであれば簡単にできる」との事。これもいずれは何とかしたいです。更にお土産にもらった最中。北海道産の小豆に丸い最中の皮に包んだもの。たっぷり餡が入っています。数年前に地元の高校がサッカーで全国的に有名になった時に依頼があって作ったものだと説明してくれました。(サッカーストライカー)賞味が1カ月なので今の僕は手が出せない。とりあえず一歩前進。