週刊店長情報 コーヒーを陰陽で考える 24 5 27
グリーンアイズの森口さんがコーヒーに詳しいのは誰でも知っています。僕の知識もほとんど彼の受け売りです。長い付き合いなので少しは知っているつもりです。毎日コーヒーをたてて飲んではいません。毎日飲んでいる人は「今日のはうまい」とか「まずい」と言う事になるでしょう。コーヒーは僕にとって贅沢品の範疇に入ります。正食ファンだと「陰性」とかたづけてしまうでしょう。この間 ズーとコーヒーをたてる練習をしています。クッキー屋をする夫婦に付き合ってグリーンアイズでコーヒーの淹れ方を習ったのがきっかけ。コーヒーを僕が淹れる事はないと思っていました。店での試飲イベントではコーヒーメーカーを持参していくのが常。俄か仕立てで入れられる事はないでしょう。実際見ていただけですからやってみるとうまくいきません。しゃあ ないです。この際 ちゃんと入れられるようになりたいと思っています。そのうちにうんちくも増えてくるでしょう。誰も聞きたいとは言わないでしょうが。コーヒーの焙煎の仕方とか種類その他の知識では森口さんにはかないません。これを陰陽で考えるというのは僕だから言える事かも知れません。これだと森口さんの知識の外側に位置する筈です。面白そうです。
焙煎の陰陽
これは焙煎時間と火力の強さ 熱風の送り方度合いで陰陽が決まります。
ブレンドにおける陰陽 陽性の豆が多いと陽性 陰性の豆の割合が多いと陰性ブレンドに。
生豆の大きさと形と配合の仕方で決まります。
グァテマラ 甘い
ブラジル すっきりした苦み
メキシコ すっきりした酸味
ペルー 中性的な味
とグリーンアイズのカレンダーにでています。
アラビカ種とロブスター種の陰陽もあります。
味は 辛 酸っぱい 甘い 鹹い 苦い 渋い これで陰陽が決まります。
ここまでで 一番焙煎時間が短くて焼きあがる 豆の品種が判ります。ほんまかいなぁ。
それぞれ焼きあがる温度と時間が違うのです。たぶん。予測してみましょう。誰でも判る筈?
その為 ブレンドしてから焙煎するとまずいコーヒーが出来上がるのです。焙煎時間を一番早く焼きあがる豆に合わせると他の豆は生焼けに。中ぐらいの時間で焼き上げると 早く焼きあがった豆は焼き過ぎ、一番焼きあがりの遅い豆は生焼け、一番遅く焼きあがる豆に焙煎時間合わせるとその前に焼きあがった豆は焼き過ぎとなるのです。一番最初に焼きあがる豆の時間に合わすのが「オトク」理由は時間の短縮と目方が減らないし燃料代の節約が出来るからです。生焼けのコーヒーを焙煎して販売するほうが儲かるのです。コーヒーは熱い温度で飲むのでごまかせるのです。苦いコーヒーにするのがよりグッド。別々に焙煎して後からブレンドする方法は儲からないのです。
これ以外にも陰陽があります。それは焙煎する人の陰陽です。グリーンアイズの森口さんとその息子さん 性格はどうか知りませんが体形と体格 言葉 発声 は違います。体質が違えばコーヒーの出来上がりの状態もきっと微妙に違う筈です。これをほとんど変わらないようにするのがプロ。
ここまでで 答えは出していません。皆さんならきっと「判った」となるでしょう。「何を言いたいのかさっぱり判らん」なんていうあなたはきっと陰陽音痴。マクロビの書籍を引っ張り出してお勉強するといいのです。「さっさと答えを教えろ」と言われても「しーらない」イジワル中橋。
スターバックスのコーヒーが美味しいといいますが手間を3倍かけて焙煎していないでしょう。「じゃあ どうすれば」きっと秘策がある筈です。これを陰陽で考えると夜も眠れない!!