週刊店長情報 パスタについて 30 1 29
「おめぇ 麺類の話はもう終了かい」「そのつもりです」「ふーん それで終わりとはなぁ」「何か」「忘れてはいないかい。パスタ」「でも日本人には不向きでは理解も難しいかも」「そんなら おめぇは食べんのかい」「いや 食べます。特に夏場は。今年はぺぺロンチーノ作りに挑戦してみようと思っています」「それなら話をしてもいいんじゃないのかい」「でも この業界だとジロロモーニノ何とかがあり創建社が押しているみたいで 当方が話をすることはないとみています」「そりぁ おかしい。ジロロなんて自分の都合のいい話しかしないかも。中立の話が必要じゃないの」「と言われても 実はあまり詳しくないのです」「逃げるんかい」「そんなつもりはないです」「それなら ちゃんと話をしてみろや。みんな肝心な部分の知識は少ないかもしれんでぇ」「そこまで言うのでしたら調べて報告することにします」と言うわけでパスタについて話をすることに。
パスタについては スパゲッティ フリッジ スパイラル ペンネ マカロニ くらいしか思い浮かびません。以前 有機パスタとか トマトソースの取り扱いをしたことが有りその折輸入元のレストランに行ったことが有ります。その時フリッジを知りました。金を出してパスタ料理を食べました。その時までパスタ料理は棒パスタを食べる物で後はサラダ料理で使う食べる物だと思っていました。車で行ったので酒は飲めません。ペンネを食べました。美味しかったです。いつかあんな風なソースが作れればいいと思っているのです。パスタを食べる時のソースは毎回出来合いのソースです。ペペロンチーノをものにしたいと思ったのは一番簡単そうだからです。オイルが苦手なので思案しているのです。何でも「一点突破全面展開」だと信じています。一つ自信がつけば次に進めるのです。でも調べるうちにあまりにも知らない事ばかりで困ってしまいました。「あんなぁ あんたの問題ではないんじぁ。店の人がちょっと詳しいお客に出会ったときに恥をかかない程度の知識があればいいんだぁ」でも基本的なことも知りませんでした。「ディラムセモリナ」名前は知っていました。ディラムは固いという意味 セモリナというのは粗挽粉の事 この小麦は弾力性に富んでいて普通の小麦とは違うのです。乾燥パスタの場合はこれでないとイタリアでは認められていないのです。あの黄色は胚乳部分を使っているからだと書いてあります。生パスタの場合は普通小麦でもOK。ロングパスタについて今までスパゲティぐらいしか知りませんでした。スパゲティーニと言うのもあるのです。こっちの方が細いのです。更に細いのもありますし太いのもありますし楕円形の物もあるのです。穴の開いているのもあります。きしめん風のフィトチーネは卵入り麺です。知りませんでした。これがショートパスタだともっと沢山種類があります。知っていたペンネはペンの形をしているからだと。マッケローニは穴と言う意味。日本ではマカロニ。ファルファートは蝶 コンキリエは貝 フリッジは螺旋状 星形もあります。四角とかリボン状も。ラザーニァは板状 ニョッキは粒状 クスクスは粟粒状 パスタミスタは混ぜたというか端っこの寄せ集め これはミネストラ(スープの一種)に入れます。ギザギザがついているものには訳があります。ソースが絡みやすいのです。パスタにはソースがつきものです。これもいろいろペペロンチーノはオイルパスタの一種。トマトソースは豊富 怒りんぼう風というのは唐辛子入り 玉ねぎ入りとか オリーブとアンチョビ入り ケッパー入りもあります。漁師風は魚介入り 船乗り風はオレガノ入り ミートソースはボロネーゼ クリームソースはカルボナーラが有名です。炭焼き風 バジルソースもありますしスープソースもあるのです。変わったところではそば粉のパスタ ピッツアケリー 米粉のパスタもあります。これはセリアック病の人向けです。小麦粉アレルギーでパスタが食べられない人がいるのです。詰め物入りパスタもあります。ヴオンゴレはあさり マリナータは白ワインベースの魚介類の入ったパスタ。おちはこれ「スケベニンゲン」赤ワインベースのスープパスタです。SCHEVENINGENオランダの郊外の地区の名前です。一回聞けば忘れない名前の筈。