週間店長情報 住んだらあかん 冬の北海道 2020.12.14
「おめぇ 北海道民に喧嘩を吹っかけるんかい」「いや そうではないです」「このタイトルだと北海道の人は猛反発するのでは」と言われそうです。本当は逆です。これを読んだら北海道の人達は元気もりもり。成功へのパスポートを持っている事を自覚するでしょう。
北半球では北に行くほど寒くなります。学校でゲンマン人の大移動と言うのを習いました。何でもフン族が追い出されたのが始まりだとか。フン族がいじめられて「あっちにいけ」といわれたのです。フン族は一番北に追いやられたのです。その場所に出来た国がフィンランド。この民族はきっと優しいのでしょう。それか争いが嫌いなのです。北の国は他にもロシアがあります。ここの最北端はシベリア ここも寒いです。ここに住んでいる人達はきっと何か事情があって南から北にひっこししたと推測します。人間は初めから寒い場所に住みたかった訳ではないのです。
日本の最北端は北海道です。蝦夷地と言われていました。明治以前ほとんど人は住んでいなかったのです。住んでいたのはアイヌ。ロシアから移り住んだ人達でしょう。明治維新で仕事を無くした武士階級が移り住んだのです。本州では住みにくいか食い詰めた人達が移り住んだのです。
寒さの程度は以前に報告した事があります。トイレにはとんかちが常備。便が盛り上がって凍結している為トイレに入ると盛り上がっている部分をトンカチで叩き落さなくてはいけないのです。廊下に水をこぼすと凍結 春まで溶けません。零下30度以上になると木が裂けるそうです。木の中にある水分が凍結膨張して裂けるのです。車のワイパーはヒーター入りです。道路の凍結はスケート場みたい。スタッドレスタイヤはあまり役に経ちません。福井県人の僕でも怖くて運転できません。家ではストーブでがんがん。温かすぎるので子供はTシャツです。ストーブは予備タンクが付いています。冬の北海道は「じぇんがかかるのです」
「ちみに北海道赴任を命令する」とか言われた九州人がいれば冬の数ヶ月を過ごしたら辞表を提出するでしょう。理由は「ここは人間の住む場所ではない」
「何で北海道に住むの?」と聞けば「ここに生まれから」「誰かここに住んでくれと頼まれたの」「頼まれもしないのに住んでいるのかい」「住めば都 ここは良いところ」とのたまうでしょう。「良い訳ないじゃん」と言いたい気分です。内心ではそう思っていても北海道に弟がいるので言いませんが。寒すぎると思っています。寒さの程度が違いすぎるのです。
解決策は冬だけ住まなければいいのです。11月から3月まで京都か和歌山に毎年期間限定で引越しするのです。ひっこしするのに規制はないです。「それは困る」と言う政府とか北海道警察 道とかの反対はないのです。「旦那だけ出稼ぎにいくんかい」ではないです。家族全員です。「そりゃ あかん 子供がいる 学校はどうするんじゃい」と言うのがおきまりですが「毎年 編入するのです」京都では借家かアパート 又はマンション暮らしをするのです。春夏は北海道の学校。秋冬は京都の学校通いになります。「勉強内容が違う」と言われるかもしれませんが今の日本ではそんなに変わらないのです。
4月から10月まで農業 収穫は10月一杯で終了させ 11月から3月一杯京都暮らし。働けば所得倍増になります。 冬 北海道にいても百姓は何も出来ないのです。雪を見ているだけでは一銭も入ってきません。何も出来ないのなら本州に住んでもいい筈です。
逆の場合も考えられます。関西人が北海道で百姓する事も可能です。関西圏の百姓は3反5反 北海道では家庭菜園の部類です。米だって10町といっても色々な場所に散らばって合わせてなんです。北海道だと「ここから 見える田んぼ 20町 反対の畑は30町」桁が違うのです。4月から10月まで北海道暮らし。住居は20トンのトレーラハウスを期間限定のレンタル。これだと北海道で百姓したいという人が続出するかも。冬だけ住まなければ極楽です。だから「住んだらあかん 冬の北海道」なんです。