週刊店長情報 信なくば売れず 26 8 18
セイロンについて
葉が大きくなっています。農園は同じですがタイプ変更になっています。
りんご 9月15日の週から
チョコ関係 全部欠品 10月終わりごろ入荷の予定
信なくば売れず
消費税の影響についていろいろ言われています。経済界は「すぐに回復する」と言っています。どうなるかは誰も判りません。自分の商売がどうなるかが関心事。極端な景気の落ち込みは今のところ感じていません。コンビニは売り上げが落ちていないと報道されています。百貨店とかは落ち込んでいるらしい。信用があると何でも売れると誰かから聞いた事があります。店には三タイプのお客がいます。知人レベル 友人レベル 信者レベルに分けられます。信者レベルのお客さんを沢山集められると店は大繁盛です。信者レベルが増えるとその反対レベルのお客も増えます。これは間違いなさそうです。「そんなひどいお客はいらん」と言っても「表と裏の大きさは同じ」です。信者客を諦めると良いのですが実際は「信者客は欲しい」しひどい客は「いらん」のが本音。難しいもんです。信用があれば良い客が増えるのです。「売れるのなら何でもする」と言っている店主でも売れ始めるとひどい客が邪魔になるのです。有名な言葉に「店はお客の為にある」があります。店は店主の金儲けの場所ではないと言っているのです。そうするとお客目線が必要だと誰でも判るのですがいざ仕入れ段階になると「これは売れない」とか「こんなのいやだ」仕入れ先の好き嫌いもあります。お客目線から店主眼線になってしまうのです。と言う僕もそうです。当方の欠点は香辛料とかが苦手 にんにく関係も苦手です。長年美容室営業だったからでしょう。今も化粧品卸の匂いがするのです。美容室を入るのに抵抗がないです。自然食卸が美容室に入る事はまずない筈です。ほぅっておくと自分目線になる可能性が大きいのです。実際に聞いてみるとたいていの店主店長は「ウチはお客目線で仕入れている」と言います。客観的に判断出来ればいいのですが難しいのが現実です。一番良いのはお客さんが本音で言ってくれる場所を出没する事でしょう。それが出来れば苦労しません。信用だけでは売れません。その上に必要なのは確たる信念も必要です。お客様をリードいていかなければいけないのが自然食品業界です。確たる知識に基づいた商品選択眼がお客様から求められているのです。お客様の一歩上をいく知識と選択眼 これが店の格を決めると言っていいでしょう。今はこれが難しい時代になっています。理由はネットの普及でお客様の方が物知りになってきているのです。昔は一部の人しか知りえなかった情報がいとも簡単に知る事が出来るようになったからです。こうなるとお客様ペースになってしまいます。今のネットの欠点はベタ情報でない事です。他人任せの情報はベタ情報に叶わないのです。現代農業の農文協の人に聞いた事があります。「ウチは新聞とかマスコミ情報で記事を作ったりしない。直接お百姓さんの所に出かけて行って集めた情報で記事を作っている」と聞きました。彼らは直接お百姓さんと付き合っているのです。その付き合いの中で集めた情報を上にあげて取材させるのです。僕等に必要な部分です。新聞雑誌とかネット情報でない直接情報がこれから必要になるのかもしれません。ベタ情報は直接出かけて行って集めるしか手がないです。現場に解決の糸口がある場合も多いですしこちらの欲しいものと相手が売りたい物のミスマッチも解決出来るのです。現場の人と直接話合いをすることでしよう。皆さんが出来ない事を当方達卸が代行すると良いのです。必要なのは信頼と信用です。ただのつながりでは役に立つベタ情報は得られないのです。それぞれ「信なくば」売れない時代になっているのです。