週間店長情報 アップルソースとジャムの違い 29 6 12
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アップルソースとジャムの違い
アップルソースの取扱いをしています。数週間前、店から「朝いちでやっていた。在庫確保して欲しい」との電話。すぐに卸し元に電話「大丈夫」との事。それでも心配のため発注。すぐに「在庫切れ」との連絡。カップの方は入荷がない状態が続いています。当方の在庫も少なくなっています。なくなるまでに入荷して欲しい気分。マスコミで取り上げられるとすぐに欠品になります。アップルソースは取引店の店長が教えてくれました。「ナチュラルハウスで試食していてすごい人気」だというのです。「取扱って欲しい」との要請。僕のような日本食党には縁のないアイテム。言ってもらわないと「なんのこっちゃ」状態。オジン世代の店主店長だと僕と同じでしょう。若い世代のお客様がいれば売れるのです。「ウチにはそんなお客はいないし来ない」と言う店だと売れない。そういいながら「若いお客に来て欲しい」と願っているのが大部分の店の筈。知らないうちに「時代遅れの店」に転落してしまうのです。と言う僕も同じです。抵抗しても無駄です。対策は「何でも やってみてから考える」です。売れなければすぐに退散。これだと諦めが付きます。皆さんにもお勧めしたい方法です。アップルソースはりんごジャムではありません。「ジャムと同じ使い方なら取扱う必要はない」と思っていませんか。アップルソースは「加熱したすりつぶしりんご」と言っていいでしよう。砂糖とかレモン果汁は加えていません。りんごだけです。しかもオーガニック。それほど甘くないです。グラノーラのトッピングとかジャムと同じ使い方が出来ます。凍らしてそのままシャーベット状にして食べるのもOK。クラッカーに乗せてというのもありです。その他甘酒に混ぜてもいけます。(これは取引先に教えてもらいました)紅茶に入れればアップル紅茶としても。カレーの隠し味にも。ジャムとの違いは製造方法です。ここでジャムの製造方法をお勉強。りんごに砂糖を入れて煮詰めたものがジャムだと思っていました。僕はジャムをほとんど使いません。トーストを食べる時もチーズを載せて食べるのが僕流。家にはジャムはありません。貧相な家庭です。自然食品店ではあまり売れているアイテムとは思えません。売れない理由は「甘すぎる」からだと勝手に解釈しています。実際は売れているのかもしれません。僕の独断と偏見です。製造工程はりんごに砂糖 レモン果汁とかクエン酸を加えて煮詰めて出来るのです。レモン果汁とかクエン酸を加えるとペクチンが出来るのです。ペクチンは柑橘系の内皮の白い部分に豊富にあるというのは知っていました。「ペクチン」と言う名前は知っていましたがどういう作用をするのかは漠然と知っていたに過ぎません。果物に酸を加えて中和するとペクチンができる事を知りました。砂糖を加えるのは保存性を高めると理解していましたがそれ以外にりんごとか果物は甘みが足りないために砂糖を加えているのを知りました。これはすべてのジャムに共通するのです。以前砂糖メーカーに行った時担当者から「砂糖の消費量はここ30年以上減り続けている」と教えてもらいました。砂糖離れが続いているのです。今までの甘いジャムではない「甘さ控えめジャム」が売れる時代が来ているのかもしれません。「いや もう売っている?」知らないのは僕だけか。甘さ控えめだと困る事があります。「腐敗しやすい」のです。砂糖を沢山入れるのは腐敗を防ぐ作用もあるのです。アップルソースは冷蔵保存。ジャムは常温でもOKの筈です。時代は知らないうちに変わっていくもの。保存の問題よりヘルシーとか甘さ控えめが優先される時代に。甘さ控えめアイテムが主力になるのかも。いやもうなっているかも。