週間店長情報 暮らしと命 どっちが先? 2020.08.10
選挙で候補者は「皆さんの手足となります」と言い続けます。当選しての挨拶も「皆さんの暮らしと命を守る為に一生懸命頑張ります」誰でも言う言葉です。当選してからは「○○報告会」と言う会を催します。ここで何かを配れば違反になります。ジュース 缶ビール 水を配るのもNG。僕的にはビールを配って「何か言いたい事ありますか」と問うのがお勧め。一杯飲むと聴衆の本音が出てくるのです。水とかお茶を飲んだくらいでは本音は聞けません。参加している人は何か関係があってしょうがなく集まっているのです。こんな時です。支援者にコロナ対策金を配るのはOKにしてはと思います。これも違反 あれも違反 困ったものです。
金がない政府が一律に10万円給付は違反でないのに政治家が配ると違反。変ではないでしょうか。財団とか市町村が配るのはOKらしい。金持ちが市町村に寄付して配布して欲しいです。
コロナの収束は今の段階では予測できません。世界では60万人が死亡。日本では1000人越えたぐらいです。これだと100万人以上死亡となりそう。
100年前に流行ったスペイン風邪、世界では数千万 日本では40万の人が亡くなったと出ています。スペイン風邪は今のインフルエンザH1N1型だと出ています。発生源は米国。戦争状態時だった為中立国のスペインから世界への情報発信だったかららしい。収束まで2年。この時の対策は今とほとんど同じです。マスク手洗い消毒です。ウイルスは普通の顕微鏡では写りません。当時は原因がわからなかったのです。ウイルスが見える電子顕微鏡はその30年後に発明されたとネット。見えない物は対策が出来ないと言うか何をすればいいのか判らないのです。
収束したのは自然というか「勝手に」です。特別なワクチンとか薬が発明されたのではないです。今回も自然消滅するのかもしれません。「今は当時と時代が違う」と言う人がいますが100年前と同じ対策しか打てないのが現代社会です。ワクチンとか薬に期待するのは?です。感染経路不明の感染者が沢山出ています。日和見感染と初めに伝えた事がありますがこれが現実になってきました。最後が「対策をしても変わらなかった」では面白くない人がいるでしょう。今の時代は収束にも理屈が必要です。対策がないのに重症患者以外はどんな治療をしているのでしょうか。
何もしない国はスェーデンです。感染者は増えています。死亡率は普通の国より若干高めです。感染情報は流しています。規制は何もしていません。全部自己責任。一律10万円もありません。3密なんてもっての外。税金も使いません。水商売を続けたい人はスェーデンに引越しを考えては。
今は第二波と誰もが言いますが政府ははっきりしません。その上GOTOトラベルキャンペーン。東京都を除外。ボリュームの大きい東京都を外したのです。賛否が分かれています。「今は時期でない」と誰でも考えますが政府内も意見が分かれています。
選挙の時「国民の暮らしを守ります」とか「国民の命を守ります」ですが今の段階では命を守る政治が必要なのは明らかです。今は戦争と同じです。大きな戦争では死者は15万人です。60万の死者が出ているのです。戦争より死者が多い現実を見れば「国民の暮らしを守る」は後回しが賢明だろうと思っています。それともスェーデン方式にするかです。国民からの苦情はないらしい。
人命優先にすると「経済が持たない」と経済界。観光業界 飲食業界 航空業界 今まであった売り上げが90%減とかですから。尋常ではないです。何とかしてあげたいと考えるのは人情。
今の日本は対策しすぎかも知れません。10万円 100万円の持続化給付金もありました。収束に半年一年と予想しての対策です。二年以上続けば全部無駄だと判ります。「何もしないで勝手に収束した」となれば、税金をどぶに捨てたみたいなものです。潤ったのはマスク業界ぐらい。
店も命商品と暮らし商品に分けて考えてみる必要がありかも。来年のセミナー中止の検討に入っています。怪しい占いは「後1年半は騒動が続く」です。これが当たるかも。