週間店長情報 りんごVSみかん 2021.11.29
「季節の物を食べると健康」とか「その土地で取れた物を食べると健康」だと言われていますが僕は「半分反対」です。これについては何回も話しているのでここでは割愛。
正食の基本の話です。これがおかしいと考え始めたのはりんごの売れ方からです。りんごは取扱ってからずーと9月と3月が一番売れています。僕の営業努力不足なのは重々承知しています。無理な売込みをしないからでしょう。人間はお金を出す時に本音が出ると見ています。売れるのは理由があるからです。買ってくれないのも理由があるのです。理由はいろいろです。客の本音が判れば対策が立てますが本音とか理由はお客様も判っていない可能性もあるのです。
りんごVSみかん「おめぇ 又 何も喧嘩させる必要はないんじゃないの」と言われそうです。両方とも今が旬というか収穫が始まっている物です。僕はと言うといつもの通りほとんど食べません。りんごは1年に2個ぐらい みかんも3個ぐらいしか食べません。
1日1膳 ごはんは130gぐらい 朝 又は昼 ごはんを食べて 夜はごはんを食べません。朝は ごはんと味噌汁 焼き魚又は煮魚 菜っ葉の煮物 夜は 造り 菜っ葉の煮物 焼き魚 ビールを飲んでおわり。ここに果物が入る隙はないです。
りんごもみかんも取扱いアイテムです。りんごの取扱初めは長野県の生産者でした。箱の中にいろいろなりんごが入っていました。「何とかして」と言うと「たいして売れもしないのに文句だけいっちょうまいにを言う」と言われたのをきっかけに今の青森の生産者に代わりました。東京の大地を守る会のイベントに行った時に紹介してもらったのです。20年以上続いています。初代の社長には感謝しています。僕のような個人商店に卸してくれたのですから。しかも支払いでは大変ご迷惑をおかけしました。支払い残が大台になったら「返済明細を出して」と電話がかかってきます。
すぐに銀行とか息子達の生命保険担保で借りて支払いをしたことを覚えています。数回です。 みかんは和歌山。これは慈光会の医師の一番弟子だと言う人と知り合いになった事から始まりました。代表がオウム真理教に入信した事から変な状況に。彼はオウムでは農林大臣になったらしい。彼は借金もお布施したらしい。「僕もしてみたい」気分です。当時の僕だとそうしたい気分です。
今は後を継いだ生産者代表と付き合っています。
僕って変な事を言っているように見られています。心がピュアなのだと思っています。ここでりんごとみかんの効用とかを話すつもりはありません。それは皆さんのほうがよく知っているでしょう。違う視点で話をして見ようを思っています。
りんごの生産量は青森が一番 長野県 岩手県が続きます。少し古いデーだですが耕作面積は35800ha 反収は2130キロ 76300トン みかんは746700トン 反収1930キロ 和歌山が一番 愛媛 静岡県が続きます。りんごジュース生産量421トン みかんジュース12783トン みかんジュースのほうが生産量が多いのです。理由は腐りやすいからでしょう。
りんごは生まかじり出来ますがみかんは出来ませんと言いますがみかんもまるかじりできます。この場合みかんをオーブンでじっくり焼けば食べられます。みかんの皮は漢方薬で陳皮。りんごの皮の下にはポリフェノールが沢山含まれています。
りんごはアップルパイ コンポート 砂糖漬け 甘煮 ジュース ジャム すりつぶしりんご
その他 サラダ等料理に使えます。干しりんごが当方では人気。
みかんはマーマレイド はちみつ漬け みかん寒天 ドライみかん ジュース等です。
りんごVSみかんで言えば 生食 ジュースは互角でしょう。料理 調理は りんご 加工用とかにはりんごに軍配があがりそうです。りんごは丸かじりは少なく皮を剥いたり斬ったりする手間があるのでこちらはみかんに軍配があがりそう。