刊店長情報 まさか 想定外 26 8 23
今回の災害大変 当方の取引先も被害に合っている可能性大です。このところの被害はピンポイントで多いです。季節の変わりもある日突然と言う状態が続いています。赤とんぼが飛び始めたので秋になりそうです。まさかと言う坂があると聞きました。今回も当時者たちは「まさか」だったのでしょう。広島の方が先でした。九州の方の人は「高みの見物」の筈でしたが自分達にもとばっちりがくるなんて想定外だったのです。自分に被害が及ばない時は「高みの見物」で済みますが自分に火の粉が上がると大変。夏の台風とか災害は被害が大変になるのです。当方もそういう目にあった事があります。もう50年以上前ですが当時家が倒壊寸前というか一歩手前。夏でした。土砂降りの雨で新築の我が家の家の前の川が氾濫。家の前に橋がかかっていたのですがこれが流されてしまいました。横には消防のポンプ小屋があったのですがこのホースを干す為に棒が原因で橋が流されてしまったのです。当時父は定置網の乗組員でした。漁に出ていた時、家の前に掛かっている橋が流れてきたらしいのです。それを船に引き揚げて帰ってきました。雨は降り続き我が家の家の下の方の崖が浸食されましたが大事には至らずに終わりました。その時僕等子供達は上の家に避難しました。考えてみれば上の家も危なかったのでが。我が家が流されると上の家も無傷ではなかった筈ですが当時はそうしました。当方の村は崖の下に家があります。海岸段丘の下です。田舎では岩盤は硬いから大丈夫だと聞きました。日本の集落のほとんどは崖の下に家があるのが普通です。海辺と川のほとりに旧家があります。きっと一番住みよいからでしょう。海べり 川べりに次々家が出来ます。当方の家は旧家の三軒上の方にあります。旧家が中橋 隣はひっこししましたが 旧家からの分家で中橋 当方の家は旧家の家の人と隣の家の人が一緒になって出来た家です。江戸時代中ごろです。畑はその為良いところにありません。良いところはみんな本家が持っているのです。本家の畑は何を作ってもよく出来るのです。分家の、分家の我が家の家の土地は痩せているので作物もあまりよく出来ません。「それは あんたの努力不足」と言われそうですが同じ努力をしても差が出るのです。畑とか田圃は海岸段丘にあります。家から歩いて階段を登って行った所にあります。今は車でいけますが昔はみんな徒歩で畑まで行きました。夏 台風とか災害被害を聞くたびに当時の事を思い出します。新築の家が流される寸前の事を思い出すのです。父親もどうしていいか判らなかったのでしょう。新築の家の川側の畳を上げたのを後で見ました。今考えるとうろたえていたのでしよう。出来る事は何もないのです。こんな時「消防のはさばが原因」とみんな思っていたでしょうが村の消防のポンプ小屋の事なので誰も言えなかったでしょう。今回も「今まで勧告した」と言うのは行政。しても強制力がないのでしょう。又家を建てる許可を出さなかったらどうでしょうか。簡単に解決できる問題ではないのです。このところの世界も大変。ほくほくしているのは武器商人。紛争が起きると需要が急上昇。きっと「猫の手も借りたい」状態でしょう。紛争が起きると武器が売れるので武器の製造している国は大儲けなのです。どことは言いませんが紛争はぶきの在庫一掃セールです。最新型武器を高く売りつけられるチャンスなのです。平和は武器商人にとって「困った」状態なのです。ひょっとして武器の在庫がだぶつきなのでこのような紛争をしかけたとも考えられるのです。いやな話です。戦争はもっと武器が沢山必要になります。あげくにインフレになります。今の日本。確かにインフレ気味ですがハイパーインフレにはなりそうもありません。景気のものすごく良くなる筈ですがこれもイマイチ。オリンピックがあり 震災 原発事故 沢山の予算を組んでいるので物すごいいい景気になる筈ですがそうなっていないのです。学者の言うようになっていないのが今の日本なのです。今回も被害の為に予算を沢山当てる筈です。もう5年すると「あの時 原因はこれ」と言えるでしょう。それなら「今 言ってくれ」と言いたい気分ですが「それがはっきり言えりゃ苦労せんわい」学者は「想定外」で切り抜けるのが常。