週刊店長情報 言い訳しても事態に変更なし 27 1 5
大晦日は早仕舞して福井に。同乗の長男が「明日は何十年に一回の大雪になる予想」「このぽかぽかではハズレかも」と言うと「悪い予想は当たる」と言うのです。車の中にいると春みたいでした。それが元日に急変。福井県では雪が降るのは慣れています。でも今回は降り方が尋常ではないというかスピードがあり過ぎるのです。「やっぱり予想は間違っていなかった」テレビを見ると京都では62年ぶりだと言う。地球温暖化でだんだん雪は少なくなる筈ですがそうなっていません。むしろ今から20年ぐらい前の方が温かかったです。その時は「氷河時代がやってくる」と騒がれていたのです。3月の温度が参考になります。20年前は28度から30度になった日が数日あったのです。今は滅多にありません。何で3月の温度かと言うと当方は3月でもりんごを販売しています。その時30度近くなると車のクーラーを入れるのです。2日も雪は降り続けました。ここでも夜の運転は危険なので用事がない場合は出歩きません。スノータイヤを履いていても凍結した道路では危険なのです。家内は「こんな天気でも仕事にはみんないく」と言います。言い訳して「今日は雪だから会社 休む」と言う人は誰もいないらしい。商売もそうでしょう。消費税が上がったので売り上げが下がったと言う店がある筈。そうなっていない店もあるのです。「そんなバカな」と言われるかも知れません。新聞によれば選択消費時代になっていると言います。店が綺麗 店主店長が素晴らしいと言ったって置いてある商品が「買いたくない物ばかり」では売れないのです。ネットでの注文に抵抗がない人達が増えているのは事実です。ネットだけで満足できない商品も沢山あります。家電と大型商品の場合ネットも店も大変です。ネットで検索又は店で商品を確認。買う段になって「カカクコム」で調べて安い方で買う人もいるからです。高額商品はメリットが大きいのです。低額品の場合そこまで調べても価格の差が少ないです。そうなると店が断然有利ですが今度は店同士の選別になります。ここで選ばれる店にならなければいけないのです。いつまでも同じ商品が売れ続ける事はないのです。次から次と売れる商品を投入出来る体制が必要です。その為に必要な事は「自分の店に必要な情報と商品の紹介をしてくれる業者となるべく沢山付き合う事でしょう」当方も同じです。卸価格が安い高いだけでは選別出来ないです。1回切りの取引なら「安い」だけで判断できますが商売は継続しているのです。高い商品 高い卸価格の商品も買っています。逆ザヤになる場合もあります。「どんな場合でも損はしない方針」と言う取引先もあります。悪いとは言いませんが長い目で見るとどうでしょうか。数年先にどうなるかお勉強の対象です。言い訳しても事態の変化はないのです。と言いながらも今年が始まりました。本年もどうぞ宜しくお願いします。