週間店長情報 現場優先主義 30 11 5
「人生は悪い冗談の連続」と週間プレイボーイ元編集長の島なにがし。
「この人とならきっと幸せになれる」と結婚して数年後「全く期待はずれ。この人とはこれ以上一緒にやっていけない。あまりにもひどい人」と離婚。決めたのはあなた。
「定年まで絶対大丈夫」と入った会社が倒産。路頭に迷う事に。人生設計がだいなし。
「短命なんて他人事」と思っていたら主人が若くして急死。困った状態に。考えても見なかった人生が。「何で私がこんな眼にあわないとあかんの」と言っても後の祭り。決めたのはあなた。
僕が結婚に反対した女性は「ナカショウが反対しているから意地でも添い遂げる」と決心して結婚したにもかかわらず、すぐに離婚。「次は片目をつぶってもあんなひどい奴にはあたらん」と。
僕は勤めていた会社の社長がデザイン学校の女学生にぺこぺこしているのを見て「中年のおっさんになってこんな小娘に頭を下げる商売はバツ」と会社を辞めました。人生の正規レールから転落したのです。商売は訪問販売から始まりその後化粧品卸に転向。美容室を回り、それが薬局に替わり今は自然食品店卸に。今も「はらはらどきどき」人生です。いい歳をして。
昔「「銭の花」と言うテレビドラマがありました。原作者は花登何がし。冒頭のナレーションを覚えています。「銭の花は白い。その臭いは汗の臭いがする」商売の事を言っているのでしょう。内容も商売がテーマだった事を覚えています。
消費税アップ 年号変更 オリンピックと続きますが一番大変なのが消費税。軽減税率が混乱しそうです。本来ならオリンピック景気に沸いていなければいけないのですがそうなっていません。と言っているのは当方だけなのかも知れません。確実に起きる事を「政治が悪い」とか「黒田総裁が悪い」と言ったところで何も解決しません。避けようも無い現実が待っています。
軍事評論家の長谷川何がしは「戦争が起きない世界はデフレが続く」と10年以上前に本で書いています。私達の生活の質は向上していくのは間違いなさそう。デフレが続くと今までの売れ筋が新規商品に取って代わられる事が頻繁に起きるかも知れません。
「消費税アップ」に対しての対応が必要でしょう。はっきり言って「面倒くさ」です。条件はみんな一緒。店の売上げに影響が少ない方策を考えなければなりません。
新規来店客対策について考えてみます。新規来店客は 店に入って 何があるか いつも自分が買っている商品がたくさんあるか 値段は今自分が買っている価格より安いか高いか。その上店の雰囲気 在庫とアイテム スタッフの対応と知識の程度。新規客はそれを瞬時に判断します。結論「もう一回来てもいい店」「気に入った。これからも続けてきたい店」「今回で最後」です。始めての来店客が次にきてもらえる仕掛けが必要です。これが出来れば店は繁盛間違いなしです。
当方も例外ではないです。皆さんに飽きられないように新規取扱商品の投入の継続が必要でしょう。皆さんの店をリサーチ。商品を観察しています。知らない物、変わった物はチェック。今はふりかけです。当方の取扱いふりかけは欠品が続いています。再開見込み予定が立っていません。廃番も覚悟しなければ。このままではジリ貧です。次の一手が必要でしょう。メーカーは自然食品店を廻る気は無いようです。一部の大きな店と生協 宅配で数字を稼いでいるのが現状。
対策はもう一段グレードの高い品の投入が必要だというのが当方のヨミです。目下お勉強中です。自分の眼の前にある情報が優先します。見えないものを追いかけるより現場優先主義 解決策は現場にある筈です。と言ってもネットでの情報は無視できないのも事実。お客さんに一番近い皆さんの情報が価値あるのです。お客さんの何気ない一言。「こんなものがあれば」とか「あれを探している」とかがヒントになりそうです。ヒントからネットで検索はありです。この一言を沢山言ってもらえる店が良い店でしょう。言ってもらえるだけでは?解決策を提示するのが店の役割かも。