週間店長情報 タコが出来そう 2023.07.10
車に乗っての仕事が多いのでそれ以外はなるべく歩くようにしています。スーパーに行ってもエレベーターには乗らないようにしています。今はスッスとはいけません。若い時は二段で上り下りをしていましたが歳には勝てません。こういうのを「オジン歩き」と言うんでしょう。
足と靴の診断日のある診療所の医師はよく講演をしていました。一般の人に話をしていましたが内容は難しかったです。医師が話すのですから専門的な話でした。初めて聞いた人はほとんど判らなかったでしょう。僕もはじめて聞いた時はちんぷんかんぷん。その時は「僕って何も知らないんだなぁ」と感じたのです。知らないのなら「習ったらいい」と思い勉強をする事に。一番初めは靴の紐の結び方でした。緩まない紐の結び方です。聞けば誰でも納得ですが聞かなければ判らない知識です。その次は「靴の履き方」これだって聞かなければ判らない知識です。今はほとんど話をする事はないです。誰も教えてほしいと言わないから。靴の前すべりしにくい足底板の作り方も教えることはないです。足底板を作ってあげることはあります。その時は前すべりしにくい理由をはなしますが一般の人は判ったつもりでしょう。「踵骨を包み込む」と言っても判るとは思えません。ついでに言えば外反母趾の包帯療法でも「中足骨を締める」と言っても「ふんふん」と相槌を打っていますが判ったつもりなのです。判るのは「靴を考える会」とかで勉強している人達です。靴屋さんでも勉強していないと判りません。もう少し時間があれば僕が「誰でも判る靴選び」の勉強会をしたい気分です。操体法は全国に普及に関わっている人達がいます。大部分治療師です。僕がこれから普及に本腰を入れる必要はないのです。靴は教えてくれる人がいないのです。靴屋さんは靴を売るのに必死です。売るのと教えるのは別物です。
足の疾病についても同じです。水虫の治し方は薬局又は皮膚科の領域です。僕が話をしても「素人に何が判るか?」となるのです。「さらば水虫くん」自製していますが僕の話を聞く人は皆無。いつぞや骨折で手術してボルトの中にブドウ菌が繁殖。数回手術しても取り除けない美容師のご主人の為に「これのなかに包帯を入れて数日してから患部を包帯で巻いたら」とアドバイス。一回の包帯の取替えで陰性になりました。貰ったお礼は一万円。10年以上前のことです。
僕の足にどうやらタコが出来そうです。歩行の状態がぎこちないのです。タコは足の特定の部位に体重がかかりすぎて起きると習いました。歩行は踵をついて小ユビに体重移動、更に親ユビに移動するのが歩行の「あおり」です。この移動の時にアーチがクッション代わりになるのです。アーチは横軸、内側、外側の三本です。これが無いと扁平とか開帳足になります。どうやら僕の足はアーチが崩れてきているのかも知れません。このままだとタコが出来そうです。タコのできそうな小ユビ側の場所にスポンジを張ってみました。これでも何とか小ユビ側の負担軽減になりそうです。でもぎこちないというか違和感があるのです。これではダメです。今度は草履の踵部分の外側にスポンジをつけました。これだと草履を履いている時はあまり負担になりません。この方法は膝痛の時の処方と同じです。コユビ側にタコが出来るという事は膝痛もなるかもしれないのです。足の外側の筋力が弱くなってきているのです。これを治すには医者は痛み止めの湿布と注射で終了です。治療師は鍼 灸で筋力をアップさせるか痛みを軽減する処方をするのでしょう。でも筋力がなくなってきている人の筋力を元に戻せる人は若い人です。年寄りに筋力を元通りにしてというのは無理です。スポーツとか筋トレで筋力を取り戻せる人はわずかです。僕のように運動はしない(嫌いからではないです)筋トレもしない人間に筋力を元に戻せと言うのは無理があります。どうにか今の状態で凌ぐしか方法はないのです。そんな時の御助けマンが弾力性のあるスポンジです。足底板を作る材料の付属品として持っているスポンジが役に立ちます。草履だと何とかなりそうです。家の中だと別の方法が必要です。足裏にスポンジを貼るか靴下の下に貼るしか方法はなさそう。