週刊店長情報 再現性があるのが科学 27 9 28
癒しあられ
原料について以前に報告した事がありますが新規取扱店も出来ているので再度問い合わせました。北海道産黒米(有機ではないですが無農薬です)と紅塩のみです。水も油も使っていないあられです。お湯を入れればおかゆ お茶を入れると茶がゆになります。上代もかなり安く設定。
椎茸「破れバレ」復活 べらぼうな価格 40g 380円税込 ボランティア価格です。
椎茸の生産量が昨秋極端に少ない為に休止にしていました。春物は6割まで回復。しかし9月の入札は倍のまま。当方の仕入れ価格は倍以上になっています。今までの容量だと倍になります。そこで考慮。容量変更。ラベルを小さく 袋も小さく 当方の儲けも少なくすると何とか売れる値段になりそうです。高価格状態は年末まで続きそう。袋は無くなり次第変更になります。入荷も月一。
再現性があるのが科学
今年のセミナーは科学的調理法 来年のセミナーは脳科学的記憶術のススメ なぜか科学と言う名前がつきます。1回目のセミナー講師今井龍弥先生は「科学は誰がやっても同じ効果が得られるもの」と言っていました。先生は台所にある物での医療というのが目的と言うか目指していました。有名なのは尿素グリセリンの化粧水。当方が販売している物です。それ以外はペットボトルで作る石けんでしようか。ペットボトルに廃油とオルトケイ酸を入れ 水を少量いれて振るだけで石けんが出来るのです。通常石けん作りではカセイソーダを使いますが劇薬指定です。薬局では買えません。オルトケイ酸は劇薬指定ではないですがこれも薬局では入手不能です。「何とかして」と当方の販売している化粧品メーカーの部長に相談。この化粧品メーカーは日本のみょうばん生産量の8割以上を作っています。その為いろいろな原料メーカーと付き合いがあるのです。調達してもらって当方が袋詰めして販売しています。商品名「廃油で石けん」です。誰でも簡単に石けんが作れます。夏休みの自由研究とか母と子供の授業に使われたりしています。ココナツオイル石けんも作れます。ちょっと贅沢。実際は廃油の方が作り易いです。今年の「料理の新常識」の水島先生の料理法も科学的です。電卓と10分の一スプーン(ネットで買いました) 計り(0.1gまで測れる物) 温度計 タイマーが必需品。材料 調味料 水 全部計るのです。肉の重量に0.8%の塩と言う具合です。ここでは「塩 少々」とかはなしです。全部計るのです。そうすると出来上がりは 誰がやっても同じになるのです。美味しさなんて個人差がある筈と考えますが人間の体液の塩分濃度は全部同じです。0.8%に合わせているのです。パスタのゆでる場合も塩は水の量の1.5%と決まっています。そうするとパスタに0.6~0.8%の塩分がつくと言うのが先生の理論。この事は付き合いのある金子製麺に伝えました。金子社長は知らなかったです。根拠を知らないのです。水島先生の餃子の焼き方も紹介しましたがこちらは知っていました。味噌汁も計ります。具と出汁(これも簡単一晩かかりません15分)の重量に対して味噌3%(味噌の塩分濃度は0.133%)塩は0.3%。味噌はすり鉢ですり下ろします。これを出汁で薄めて更に網で濾して戻します。食べる時に85度に温めて出します。沸騰させません。油揚げは湯をくぐらします。「面倒くさ」と言われそうです。これだと料亭で飲む味噌汁が飲めるのです。ここまで徹底すると「病気」と言われそうです。長年主婦をやっていると「そんなことは勘で判る」と言いますが主婦が料亭の料理に負けない料理が作れるでしょうか。又レストランで出されるステーキと同じ焼き上がりに出来るでしょうか。科学的調理法は誰でも同じ結果になるのです。これを再現性と呼んでいます。ぶきっちょな僕でも出来るのです。皆さんなら尚更です。来年の「脳科学的記憶術」も科学です。今まで「思い出せない 覚えられない」と言っていたのが 誰でも思いだせるのです。記憶の仕方 簡単に覚える方法が判るのです。高齢化社会に向かっている今の時代 これを利用出来れば老後はパッヒーになるかも。