週間店長情報 クッキーとビスケットの違い 2021.08.09
「おまぇ 普段食べないアイテムの話をするんかい」「いや そんな事はないです。食べる機会があります」が買った事はないです。ほとんどもらい物です。セミナー主催をすると遠方から来られた人からお土産に貰います。取引先のパン屋からも貰います。クッキーが多いのです。
その他下の息子が結婚したので盆正月以外でも「ご挨拶」に来るのです。挨拶は手ぶらではきません。今は僕がスープを自製したラーメンを作って振るまいます。いずれ麺も手打ちになりそうです。麺の手打ちは2ヶ月ぐらい続けていますがまだ人様に食べてもらうには時間がかかりそうです。今は「これはうどんではない」状態です。
ラーメンの食べた後弟夫婦がお土産に持ってきたケーキとかクッキーを食べます。グリーンアイズのコーヒーを僕が入れます。結構「お父さん」しているのです。
当方は化粧品卸から自然食品卸しに変身しました。結果お菓子類の取りアイテムが増え続けています。年間取扱いアイテムは豆乳ドーナツ 地粉かりんとう こだわりボーロ、ココナッツポップコーン 干しりんごなど。今週注文を取り始めたのはドライバナナ ドライマンゴーいずれも無農薬 天日干し ノンシュガーです。「絶対売れない」と強く自信をもっていたおこげ煎餅(6枚600円)も何故か売れています。
クッキーとビスケット 店では両方販売しています。僕の中では違いが判りません。皆さんそれとなくわかっているのでしょう。サブレとかスコーンについても見た事はありますが皆さんにお話できる知識はないです。それなら「お勉強」したらと言われそうなのでお勉強する事に。
もともとヨーロッパで「ビスケット」」と呼ばれていたのが先でした。アメリカでは、この地に渡ったオランダ人が「「小さなケーキ」と言う意味のオランダ語「クッキー」が広まりこの名が定着したらしい。元々明確な違いはなかったようです。
私達がクッキーと言われて頭に浮かぶお菓子はアメリカ人には「クッキー」ですがイギリスやアメリカ以外の英語圏の人なら「ビスケット」と言うわけです。
日本では1971年に全国ビスケット協会がクッキーとビスケットを区別する為明確な基準を設けした。それによるとクッキーは糖分、脂肪分が全体の40%以上で、手作り風のもの。これを満たさない物はビスケットと決められています。
当時はビスケットよりクッキーの方が高級品とさけていたので、安価なビスケットをクッキーと名付けて売ると、消費者が混乱すると考えたからです。
ちなみにビスケットの語源は「2度焼いた」と言う意味のラテン語bis coctus ビスコストウスなのだそうです。2度焼く事で水分を抜き、日持ちを良くしたパンと言う感じ。
クッキーとサブレの違いについて
サブレは数あるクッキーの中の1つの種類。バターの風味が強く、サクサクとした軽い食感を持つのが特徴です。サブレは、フランスのサブレと言う町に住んでいた公爵夫人のレシピが元となり、フランス社交界で評判になり、そこから世界中に広まったといわれています。又、サクサクとした食感が砂に似ているから、フランス語で「砂」を意味する Sable(サブル)に由来するという説もあります。
スコーンはスコットランド料理のバノック(荒引きの大麦粉を使って焼いたパン)より重いパン。小麦粉、大麦粉、あるいはオートミールにベーキングパウダーを加え、牛乳を混ぜてから軽く捏ね、成型して焼き上げる。粉にバターを練りこんだり、レーズンやデーツなどのドライフルーツを混ぜて焼き上げる事も多い。現在 スコットランドだけでなくイギリス全土で食べられているし、アングロアメリカでも良く食べられている。少しはお勉強になったかなぁ。