週間店長情報 少しの猶予を! 2020.060.15
4月から息子がいなくなり一人で業務をこなしています。伝票の打ち間違いが出ています。「昔に戻ったねぇ」と店の声。息子が辞めると言い出したのは僕が骨折入院している時。前兆はその前1ヶ月ぐらいから。以前勤めていた会社から「何時でも戻ってきて。元の待遇で迎える」と言われていたみたい。前の会社はネット販売 社長は30代 学生時に起業。福井県では結構有名な会社らしい。仕事は名簿を加工してヒットしやすくしたものを作りプレイヤーと呼ばれるバイトが電話をかけて物を売る商売。彼は管理の仕事で集計とか名簿の加工の仕事。パソコンでフィルターを使ってチェックを入れたり外したりと言う方法は彼に習いました。彼の作った手順書で「販売王」の請求書リストを外部のエクセルに貼り付けて別の「宛名シール」のシールに貼り付けてフィルターのチェックを外したりして必要な分だけの宛名シールを作成しました。こんなの初めて。
「おめぇ喧嘩したんかい」「いえ 全くしていません」「じゃぁ 何で」判りません。彼の言動から判った事があります。僕が関わっている正食とか操体法は結果が数値化出来ないのです。彼には曖昧に見えるのです。正食は塩分過多の食事。講師によって塩分濃度が全部違うのです。体液の塩分濃度は一定です。どれだけ塩分濃度の濃い食事をしても体液の塩分濃度は変わらないのが私達の身体です。操体法は動診と言う診断で快不快という個人感覚で決まるのも科学的でないのです。僕らにも責任があるのです。先人の言葉を信じ鵜呑み続けていたのです。これに挑戦する試みを今年のセミナーで紹介する予定でした。来年になりそうです。
一番の原因は配送に対する考え方の違いと言うのが僕の予想。彼は配送業者に任せて空いた時間に他の仕事をしたほうがいいという考えです。僕は店とか人との話にヒントが一杯あるという考え。配送業者に支払う代金以上に儲けを生み出せれば言う事なしです。僕は自信がないです。毎日富を生み続けるというのは大変です。大きな会社だと配送と営業は別になっています。訪問しただけでは配達料は稼げないです。化粧品卸が長かったので大変さは判っているつもり。
彼が辞めたので生活が激変。土曜日に福井から京都に着いて仕分けをするのが一人でしていたときのやり方。3年前だと1時間ちょっとで終了 その後コーヒーを取りに行き持ち帰ってコーヒーの仕分けをして終了。これがうまくいきません。1時間では終わらないのです。2時間以上。コーヒーに取りに行く時間も遅くなり更に伝票の打ち込みをすると深夜になります。次の日の日曜日は冷凍週だと8時30分にドライアイス会社が仕事を始めるのでその時間に取りに行き帰りにヤマトで荷物を集荷。帰って日配品の仕分けその間に佐川の荷物が到着11時頃。その仕分けと検品 荷作りを12時までに仕上げるのです。これがきつい。1時には検品のバイトが到着。彼の検品した物の中で夕方持ち込み発送分の荷作り。ここまででへとへと。バイトが帰った後に残りの店の検品。その後ヤマトに荷物を持ち込み終了。ヨガの先生宅にも納品する場合も。月火曜日は配達前に日配品の検品をしています。これが大変、出発時間が遅れてしまいます。水曜日は皆さんからの注文のファックスを集計。これも12時までに終わらないのです。「何で。3年前は出来たのに。歳のせい」息子が辞める時「一人で続けるなら縮小しないと無理」と。3年前と違うのは仕分けの軒数。取り扱いアイテムも増えています。軒数は10軒以上増えているのです。1軒の注文が30~50個だと300~500個増えている勘定。出来ないのに少し納得。前と同じ方法では対処不可能です。
助け舟が。治療院に勤めをしている上の息子が月曜日午前だけ手伝ってくれる事に。これで日曜日が楽になりました。まだ始まったばかりです。そうすると日曜日月曜日の夜に月曜日火曜日の日配品の仕分けの時間が取れるのです。水曜日の注文の集計は火曜日夜に10軒程度入力可能に。これだと水曜日は12時までに集計終了です。この対策で凌げるはずです。来年になると上の息子が日曜以外にも何日か午前中に来てくれそうです。慣れるまで今しばらくの猶予を。