週刊店長情報 先生と呼ばれる危険性 24 9 3
おわび
先週 一部お店様への配達が出来ない状況になり即便で発送しました。急遽和歌山に。30年以上付き合いのある同業者が死亡の為。彼とは兄弟のような付き合いでした。一つ年下でしたが付き合いは五分五分の関係。彼と僕は商売では真逆。いつも「金が無い」と言っているのに対して「金ならなんぼでもある」状態でした。亡くなった弟分の瀬藤さんは「○○さんの車には50万円ぐらい入った財布がいくつも転がっている」と聞きました。○ビな僕にはいつも先に数十万円入金して「注文は後から」と言う事で随分助かりました。彼の死でこれが無くなります。残念というかこれで金づるが一人いなくなってしまいました。困った。
先生と呼ばれる危険性
無くなった彼は先生と言う顔も持っていました。毎日相談者がとぐろを巻いている状態。無料で相談に乗っていましたがお布施?らしきものが毎月数万円だと聞きました。商売も順調というか「儲かりすぎ」状態。何をやってもうまくいったのです。3500万円の家だって10年かからずに完済。しかも独身。子供もいない(当たり前)から使い道が無いのです。こんな事ならもっと早く「これ以上儲けてもしょうがないから みんなに少しずつあげたら」と言おうと思った事もあります。これって「俺に少し投資してくれ」と思われるみたいで断念。20年以上廻りから「先生」と呼ばれ続けてきました。その彼が病気に。いつも病気は超念力パワーで他人を治していたのです。自分の病気を治してくれる人はいません。先生の先生はいません。結局彼は医者にもいかず自分の取り扱っている健康食品で治す決心をしたのです。これって瀬藤さんと同じパターンです。その健康食品で彼らはかなり儲かっていたのです。その健康食品が僕と瀬藤さんと喧嘩する原因の一つでもありました。瀬藤さんもこの健康食品にかなり肩入れしていたのです。僕は1本買いましたが飲みませんでした。だいたい僕は健康食品とかを続けて飲んだ事がないです。例外は整骨師にフットマッサージの手ほどきをした時にお礼でくれたユナルゲン ユナホルモンを各1本もらったのを最後まで飲んだ事があります。ユナルゲンは当時船井幸雄先生が本で紹介していたものです。関心があったので飲んだだけです。僕が特別に何か悪いところは(頭は悪い?)ありません。瀬藤さんも無くなった兄弟分も何もしないで亡くなりました。僕に相談すれば正食の治療食を奨める事になるでしょう。彼らは「先生」になっているから出来ないのです。世の中ではいろいろな分野で先生と呼ばれている人たちがいます。長年美容室を廻っているので美容師は先生 治療師も先生 薬剤師も先生 ヨガのインストラクターも先生です。長年先生と呼ばれ続けると天狗になるとは言いませんが先生言葉が身に付きます。先生は指導的話し方をするのです。生徒は逆です。いつぞや重病になった先生(この場合はヨガの先生と美容師もしている人)にアドバイスした事があります。アドバイスは゜長年先生をやってきたのだから 生徒になったら」当方はサイバネーンションと言う考え方で話をしたのです。でも聞いてはもらえませんでした。「身体はダメでも話だけならまだできる」と言うのです。先生が明日から「指導を一切止める」とはならないのです。医者でも病気になります。筈です。医者でも病気になれば担当医に従わなければいけないのです。まして年寄り医者は若造医者に最新の医療知識は劣っているのです。漢方医なら逆ですが。若造の言う事を聞くのは嫌なのです。特に先生はそうです。健康食品の代理店とか健康法の普及をしている人も先生扱いになっているのが現状です。本当は「何も知らない」と言えばいいのですがそうはなりません。なまじ「何でも治せる」なんて言おうものなら大変。自分が天狗なっている事を知らないのです。僕も先生と言われる事があります。でも心では全くそうは思っていません。先生だと歳の若い人には命令口調になります。これが普通です。これって結構危険なのです。この事は他人は誰も言ってくれない。