週刊店長情報 人助けにはお金がいる 27 10 5
りんごについて
紅玉がでます。未来らいふは小玉 これも判りません。黄色いりんごはあるのですが ジョナはもう少し後になる模様。
人助けにはお金がいる
セミナーでハプニングが起きました。当方のメンバーが懇親会終了後倒れてしまったのです。急性アルコール中毒 てんかんの兆候も見えたので居合わせていた薬剤師が本人に飲んでいる薬を聞いていました。いろいろ薬の名前を言うと一つが当たったようです。精神科の薬。倒れた彼は僕の弟子。というか押しかけ弟子。20年以上付き合っています。20年前は春になると引きこもりになっていたのです。それが同じ宗教をしていた僕の付き合いのある美容室に来たのです。当時は美容室で毎週 操体法の講習をしていました。その時の受講生です。仕事にあぶれた時 作業所に連れて行き「彼を職員として使ってくれ」と頼みに行った事もあります。その時作業所の代表は「彼は心的障害者 普通に仕事は出来ますが誰かがいつも声をかけ続けないと難しい。中橋さんがその役をやったら」と言われた事があります。それまでは「ちょっと変な奴」と思っていたので理解と言うか納得です。普通の人はみんな「信用出来ない」となり兄弟も相手にしなくなっているのです。その上C型肝炎のキャリア。独身です。倒れ方を見ていたので「きっと 急性アルコール中毒」大事を取って救急車を呼んでもらいました。受け入れる病院が見つかり搬送。ここまでは当日懇親会にいた人達が知っています。それから後の話です。搬送先は京都日赤 当日行けなかったので次の日に見に行こうと思っていました。次の日の朝に彼から電話「先生 僕持ち合わせが一銭もありません。携帯の電池が無くなりそうなので 充電器を買ってきてほしい」と言うので「どこの会社の」と聞くと「僕 スマホ」と言うので「スマホだとどれを買っていいのか判らん。じゃあ 後で金を持って行くわ」と返事。入院なので京都にいる兄弟が何とかするだろう思っていました。上の兄とは不仲だと聞いていましたが下の兄とは仲がいいと聞いていたのでそちらに連絡を取っているだろうと思っていました。普通ならそうです。仕事を早く切り上げて入院している日赤に行きました。ICUに入っているようで面会謝絶です。「家族以外入れません」「本人に頼まれた物を届けに来た」と言うと入れてくれました。金を渡しました。これで何とかなる筈「元気そう」と言うと「経過観察入院 4~5日で退院になりそうです」と彼。「おめぇ 兄弟は」と聞くと「こんな時なので連絡しました。でも誰も来てくれません。寂しいです」「僕 先生には黙っていましたが生活保護をもらっています」そういえば以前「僕 お金 少し貯まりました」と言うので「おかしい」と思っていたのです。彼のバイトだけでは貯金は難しいと思っていたのです。一人の兄は彼と同じ宗教を信じています。宗教って困っている人に手を差し伸べるのだと思っていますが変です。勉強会をしていた美容室も同じ宗教です。本来ならその美容室とか兄が駆けつけてもいい筈ですがそうなっていません。理由は彼の素行。よくすっぽかします。「ボランテイアにいくので後で話をしたい」と言うとボランテイア終了後の配達の店は送りにして待っていても来なかったりするのです。送りの場合送料が別途かかります。セミナーも「懇親会も参加」と言って来ないのです。その時は「解雇通告を受けた ガーンとなった」連絡がない時は「元気にやっているのだろう」と推測。ある日(数年経って)突然に「ボランティアいつですか」と連絡が。以前は直接特別養護老人ホームに電話して「らっく体操いつですか」と聞いていましたが近頃は一歩前進で僕に電話がかかってきます。「話がある」と言われれば 時間を空けて待ったりするのです。これもすっぽかされる可能性大です。ある時は「バイクが壊れたので行けなかった」と。こないのでこちらから連絡して判る始末。こういう風な付き合い方だと「人助けにはお金がいる」のです。