週刊店長情報 続 今年のセミナー 30 4 9
この数年の変化は京都新聞を見た人からの問い合わせが多くなったこと。初回から掲載されていますが問い合わせはほとんど皆無でした。今年は間際まで問い合わせが有りました。理由については不明。タイトルに関心がある人が多かったのかもしれませんし掲載場所と日時がよかったのかもしれません。今年は京都にいる親戚からも連絡が入りました。今までになかったことです。
講師選びにセオリーはありません。今回は三五館の新刊5年分のリストをみたところから始まりました。目的は週刊店長情報のネタ集め。めぼしい本を注文しました。その中の1冊が今回の講師の本だったのです。今まで歯科医を講師にした事はありません。理由を聞かれても困ります。
「歯科医は今日もやりたい放題」を読み「これだ」と思ったのです。出版社の編集担当者に電話して講師の連絡先を教えてもらって交渉開始。すぐに決まりました。これですんなりの筈でしたが予期せぬ事態が。数か月後編集担当者から「会社が倒産 全員解雇。せっかく紹介したのに残念です。林先生の著書数十冊確保しました。引き取ってくれますか」との電話。「それ頂戴」と。
講師の林先生の話は初めて聞いた話ばかり。歯に寿命があることを聞き納得、更に歯の抜ける順番が決まっていることも。よく使う歯から抜けていくのです。50才台から抜け始め70才でほとんど抜けるのが人間の歯。歯の役割も食べ物を食べるだけではないのです。歯は食べる時間より寝ているときの方が使っているというのも初めて知りました。
入れ歯についてもかなりの人が誤解している模様。生えていた歯と同じ感触にはならないのです。義足とか義手と同じに考えるといいのです。使いこなす訓練が必要です。
仮歯についてもびっくり そのまま1年ぐらいは使えるらしい。歯型を「お金を払って」もらい自分で保管するのがいいと言うのはお勧めしたい方法です。次の入れ歯作りに役だつからです。
ブリッジについての先生の見解は「両方の歯を削るのでお勧め出来ない」です。削った方の歯がダメになると入れた歯も一緒にダメになるのです。
インプラント 歯列矯正はお勧めできない治療です。入れ歯が一番だといいます。入れ歯の材質にも問題があります。歯よりかたいセラミック等の入れ歯は横の歯を傷めると言います。歯は少し動くからいいのだと言うのも興味深い話です。横に少し動く。歯は下だけ動くらしい。
皆さんが一番知りたいのは「歯医者選び」これについては講演終了後の懇親会の中でも聞きました。更にこの1週間の先生とのメールやり取りでわかった事を以下にまとめとして書くことに。
歯科技工士の常駐している歯医者。診察する前に治療方針を聞くのが一番です。そこでインプラント 歯列矯正 ブリッジをしない歯医者を見つけると言う方法です。治療方針を聞くには「有料でもお願いします」とすると良いらしいのです。その上で相性があります。
歯みがき粉について 先生は使っていない 水だけです。歯間ブラシ デンタルフロス等を使っていると聞きました。虫歯とか歯周病とか 全部の歯にならないのは不思議。原因は判っていないが先生の考えはストレスのかかった歯が虫歯になったり歯周病になったりするのではと推論。
セミナー終了後 タクシーで懇親会会場に向かう途中に携帯がなり、出るとスタッフから「会場費が未払い」だとの連絡。すぐに引き返して支払いました。それまで二人のスタッフは人質状態に。
懇親会が2時間以上過ぎた9時頃 先生が「そろそろ帰りたい」と言うのでタクシーを手配。日曜日なのでなかなか来ません。そこでヨガの先生に「あんたの車で送ってほしい」とお願いしました。これでうまくいったと思っていたら次の日に彼女から「先生から 昨日は新幹線に間に合わずに朝1番の新幹線で仕事場に直行したとの連絡。先生に電話して謝ってほしい」の電話。毎回何か起きます。懇親会では先生の過去についても興味深い話がいくつか出ましたが公開できる内容ではありません。どうしても聞きたい人は僕ちゃんに。こそっとなら教えます。