週刊店長情報 一つ上の知識 28 11 14
日配品
りんごふじ 出ます。みかん 早生から取扱です。りんご食べ比べセットも可能に。
一つ上の知識
自然食品店では無添加無農薬がキーワード。そういう物の取り扱いが当たり前です。無農薬みかんは以前低農薬もありました。今はほとんど見かけません。その他○○農法というのもあります。みかん食べ比べセットなるものが売れるか検討したことがあります。いろいろ思案した結果僕が企画するより皆さんで企画した方が面白そうです。九州 和歌山 熊野 三ヶ日みかん対決とか勝負とやると受けるのではないでしょうか。一箱に4種類のみかんを詰めるのです。「そんなにいろいろ扱えない」と言うお店があるのも知っています。でも各10ケースも仕入れるというのではないです。1ケースずつ仕入れてバラシテ箱詰めすればいいのです。「何で今まで考え付かなかったんだろう」と思ってしまいます。卸が存在しないのも事実。あっちの生産者の物が終わった後はこっちの生産者の物と大部分の店は決めているのです。誰もしないことをやると大儲けが出来るのですが諦めてしまうのが常。目の前に物がないと出来ないのが普通。全国規模で卸をやっている会社もあるのです。その気になれば出来るでしょう。りんごは一足早く「りんごセット」が出来ています。これは赤いりんご 黄色いりんご 甘いリンゴ 酸っぱいリンゴの詰め合わせです。当方が呼びかけて出来たアイテム。更にてっぺんのりんごと言うのも企画したこともあります。頂上付近のりんごは大きくて甘いのです。これは失敗。更に無農薬りんごをお願いしたこともあります。これも失敗。理由は食味が良くない事です。いろいろやってみました。というかお願いし続けたのです。みかんは生産地によって週刊時期で味とか皮の厚さが変わります。20年以上前にはよく和歌山に行きました。その時いつもみかんがあったのを覚えています。そして「これは○○地区の晩生のみかん」とか言って食べているのです。何時ごろとれたミカンかが判るのです。僕には理解不能。ぼくが判るのは早生のみかんは皮が薄いことぐらいです。更に美味しいみかんは晩生で越冬させたみかんだというくらい。実際は生成りで越冬は霜が降りるので難しいので12月までに収穫した晩生みかんを1月か2月に食べるのが一番だ理解しています。りんごも産地青森では北と南ではりんごの甘さの質が違うということも操体の学会で同宿した校長先生上がりの人から教えてもらいました。北の方が寒いので美味しくないらしい。地元の人はそう考えているのです。こちらでは「青森のりんごどれも同じ」です。コーヒーだとブレンド。数年前ですがグリーンアイズの森口さんが市販の有機JASブレンドコーヒー豆を説明?してくれたことがあります。ブレンドした豆をより分けるのです。「これはロブ これはメキシコ 手前はペルー」これにはビックリ。そりゃそうです。コーヒー豆をそんなことが出来るとは思っていなかったのです。簡単に言えばより分けられると豆の配合率が判るのです。豆にも特徴があるのです。更に焙煎の違い。これは挽いたものを見比べると判ります。グリーンアイズと他の有機JASのコーヒーの色ははっきり違います。これを店に展示すればコーヒーがたくさん売れるでしょう。やっている店は皆無。リキッドコーヒーは飲み比べると歴然。飲み比べのイベントをするとこちらもはっきりします。これもほとんどの店がやったことがないか知らない話です。又知っていてもいろいろな理由から他のアイテムを勧めている店があるのも知っています。店がそういう事をいくつも知ってお客さんに伝えることが使命だと考える本当にたくさんやることが有る筈です。生産者はその想いを伝えてもらいたいと思っています。その為には出来ることは何でもしてくれるはずです。そういう申し出なら何とかこちらもお手伝いしたいと思っています。僕らの仕事はその橋渡し役だと思っています。末端のお客さんの方が理解してくれている場合も増えてきているのも事実です。一つの知識が必要になってきています。