週間店長情報 オーガニックなら何でもいい? 2023.10.02
9月は僕の誕生月。メンバーの一人が僕と近い誕生日です。コロナ以前はよく二人で飲みに行きました。コロナ騒動で3年間飲みに行く事が出来ませんでした。それが「もう良いだろう」となり飲みに行く事に。場所は僕が探す事に。今回は来年のセミナー後の懇親会会場の下見の意味合いもあります。今まで「庵」でしていましたが閉店したようです。「庵」と同じような自然食レストランを探す必要があります。と言うのは僕の都合。京都駅からあまり遠くては困ります。いろいろ探して1軒見つかりました。場所は中京区烏丸通錦です。
車で行けば酒が飲めません。そこで「清水の舞台から飛び降りた気分で」タクシーで行く事に。山科からだとひと山超えれば着きます。メンバーも山科なので僕がメンバーの家まで行って合流していく事に。僕の住んでいる山科音羽は国道一号線沿い五条通りが近いです。ここからだとタクシーが簡単に拾えそうですが連休なのでどうしようか悩みました。前日に予約をしたら確実だと考え前日にタクシー会社に予約の電話を入れましたが全部断られました。時間帯も一番タクシーが少ない時間だといいます。「そりゃそうだなぁ、連休の京都だもん」軽く考えていたのです。五条通りでタクシーを捕まえるのは大変です。以前捕まえるのに20分以上かかった事があります。
近くにバス停があります。ここからのバスはJR山科駅行きです。「山科駅だと簡単にタクシーは捕まる筈」と考え山科駅行きのバスの時刻表をネットで検索すると30分おきにでているのが判明。バスはそれほど遅刻しません。駅まで10分ぐらいです。タクシーを捕まえる時間より駅に着くほうが速くなりそう。今までバスのほうが遅いし待ち時間も長いと思っていました。バスで山科へ行きタクシーは待たずに乗れました。常識が邪魔している自分を反省。
場所は電話で確認しています。店はオーガニック ヴィーガンだと聞きました。メニューは1メニューでメインディシュだけチョイス出来る様になっています。それに1ボトルのドリンクが付いて2500円です。ドリンクはワイン、ビール、酒から選べます。食べ物は食べて見なければ判りません。じっと見ているだけでは判らないのです。自然食品もそうです。食べて「これ美味しい」とか「これはまずい」と判断できるのです。今回は下見も兼ねています。
初めにおかず物とドリンクが出てきます。後からごはんと味噌汁が出てきました。おかず物はお盆に小鉢に入った物が4品ぐらい。ビールが1本足りません。酒屋の配達待ちらしい。間に合わなければ「ドイツ製ビールを出す」と女性スタッフ。初めのビールを飲み干してから「ビールはまだかい」と言えば「酒屋さん間に合わない。ドイツオーガニックビールを出します」と言うので「ありがとう」ドイツビールの方が高いので予算オーバーになるよう。「そんな事言っても今ビールを飲みたい。しかも不足分をお願いしているのです。こちらの都合ではないです。件のビールが出てきました。ビールが出たころに酒屋が到着。タッチの差でした。
まずくはなかったですが物足りないです。理由は「庵」の料理とは違いすぎるからです。数年前書いた事がありますが化粧品製造の部長が定年退職するのに「ご挨拶」に京都に来る事から「庵」に食事ご招待した事があります。宿は車で数分の寺の宿坊。「庵」での食事の八寸を見た瞬間部長が「これで酒なしはだめだ。車はここに止めてタクシーで宿坊まで行く。中橋さんも一晩付き合え」となったのです。更にここでも異変が。部長は「俺は冷や」と言えば一緒に付いて来た技術担当は「僕は熱燗」そして僕は「ビール」これが忖度の無い食事というものでしょう。
僕らは「庵」で15回以上懇親会をしました。ここだと「又来たい」とほとんどの人が言いました。今回のレストランはそうなりません。「ごはんと味噌汁でお香こうが何でないの」と突っ込みたいです。理由は香の物がついて0.8%に近い塩分濃度になるからです。香の物がないのなら「ごま塩」もありだと思ってしまうのです。オーガニックなら何でもいい?これって僕の我が儘。