週刊店長情報 毛染め剤(ヘナも例外ではない)の欠点 23 6 13
片木さんの新茶が出始めました。手摘み新茶もあります。50g15755円です。滋賀県では手摘みは片木さんだけです。刈り取った後の2番茶3番茶は取りません。1年1作です。貴重な手摘みですが判る人が年々減少しています。
震災地区で支援活動をしている女性と少し話をしました。衣類は膨大すぎて倉庫代がかさむので廃棄しているとの事。タオルは1回洗ったものがいいらしいです。梱包の仕方にも工夫が必要だと聞きました。「ゴーグル 1輪車も不足。救援品は透明の衣装ケースに入れて送ってもらえると有難い」と彼女。中身が見える衣装ケースが不足。透明衣装ケース出せる人はご一報を。
自然食品店ではヘナが販売されています。当方は15年ぐらい前に世阿弥「家伝の書」の一節を読んで茶髪になることを決心。(花の章)毛染め剤を探した時に付き合いのある美容室店主から「ナカショウさん それならこれを試したら」ともらったのがヘナとの付き合いの始まりです。ヘナの話をふりかけ隊の仲間の美容師に話をすると「私それ 研究したい」ということから「じゃあ 俺の頭でやってみる」となったのです。現在までいろいろ試しています。今は通販で人気のサスディを試しています。ヘナの欠点は時間がかかることです。サスディは30分で染まります。ヘナが安全だと言う事は間違いなさそうです。日本人はせっかちなのは美容室を長年廻っているので判ります。毛染めに1時間以上かかるのは美容師にとってはバツです。パーマ3時間も女性にとって拷問に近いのです。富田林まで行って重曹パーマをしてもらったことがあります。3時間かかりました。この時のシャンプーしてくれた人は大柄のごっつい男性でした。シャンプーガールは若い女性が普通なのに。期待していた僕はガッカリ。気分がふさいでしまいました。ヘナは白髪染めです。美容室でも白髪染めが多いです。酸性カラーというのもあります。カラーリングはコーティング。市販の毛染め剤を自分で染めている人も多いです。ヘナだともっと多い筈です。僕のように美容師にお願い出来る人はほとんどいません。店でしてもらうと8000円ぐらいです。僕は「ただ」です。ふりかけ隊の仲間です。僕は一応先生ですから。毎回毛染めの時にいろいろな話をします。一般の人は自分ですると後ろが完全にできません。前はちゃんとできますが。その上こまめに染めるとまだらになります。全体を染めると毛先の方がだんだん濃くなってくるのです。髪の毛は1カ月に1センチぐらい伸びます。この部分だけ染めるのがいいのですが店でも白い部分だけ染めるのは大変です。どうしても重ね塗りした部分は濃くなります。白い部分と重ねた部分に差が出来るのです。これで充分満足される人もいますが美容師はそれではダメだといいます。これが難しいのです。「ヘナとかサスディは毎週自分で風呂の中で軽く毛染めをするためのものです」と美容師の彼女達。新生毛と言う白い毛だけ染めるのは不可能です。一番簡単なのは黒でしょう。それか一度脱色して染めると言う手があります。これは毛を傷めます。一番安全なのは染めないことです。自然がいいのです。なぜ染めるかと言われれば「若く見せたい」からでしょう。僕の動機は違います。家伝の書に「秘すれは花なり」とか「一時の花 真実の花」「稚児の舞」とか言う言葉が出ています。これを読んだ時に白髪がもともと多かった僕が変身を覚悟したのです。セールスマンは若い時は「兄ちゃん」とか言ってくれます。40も過ぎると兄ちゃんと呼んでくれるお客さんは少なくなってきます。今でも兄ちゃんと呼んでくれるお客さんがいます。80歳ぐらいの人です。大部分は「おっちゃん」「おじさん」と呼んでくれます。若いと言うのは魅力の一つです。加齢とともにその魅力は少なくなってきます。まじめな人はまじめが魅力になります。これも加齢とともに少なくなってきます。僕の結論。まじめな人は不真面目な格好をするといいのです。逆に不真面目な人は真面目な格好を。自信のない人は真面目な格好を、自信のある人は不真面目な格好となります。自分の言動を変える必要はないのです。ギャップがいいのです。変身アイテムとしては有効です。