週間店長情報 個別対応は未成熟 2022.12.05
数人で食事を一緒に外食をする場合は大変です。「僕はラーメンを食べたい」と言えば「私はパスタ」「俺はうどん」と言う具合になるのです。これを解決するにはウーなんちゃらで出前を頼む事になります。作りたてではないです。解決策はフードコートのような所で食事をする事です。昔 百貨店とかスーパーにありました。今はどうなっているか知りません。数人での食事は声の大きい人が「ラーメン屋にいこう」と言えばみんな従います。他の物を食べたい人には不満です。みんなを満足させる外食は難しいです。
ステーキレストランでも不満なことがあります。ステーキの重量を大分部の店は指定できないのです。100gでいい人と150g食べたい人がいても選べないのです。これだけではないです。サラダの量も指定できないです。これだとロボットが得意かもしれません。ラーメンロボットが普及すればトッピングは重量を量って出すことが可能になりそうです。それに人間には心があるのでその日の気分でむらがあるのです。ロボットは気分に関係がありません。
喫茶店に入る場合「僕はブレンド」「私はハイチ」と言う対応は可能ですがこれだけでは不十分なのです。理由は容量を指定できないです。普通1杯のコーヒーは150cc。誰も文句を言いませんが実際には「私は200ccぐらい飲みたい」とか「私120ccぐらいでいい」言う対応が出来ていないのです。沢山飲みたければ2杯頼めば好いというスタンス。でも「2杯はいらん」のです。更に言えばコーヒーの濃さも選べません。「私 薄いコーヒーでいい」と思っても「薄いコーヒーを作ってくれ」。とはいえません。店もそういう客を想定していません。コーヒーは150cc濃さはこちらの一方的に決めたもので飲むというのは固定観念。個別対応の店はありません。
今後はこ個別対応できる店が出来ると思います。少子高齢化は競争が激しくなる筈です。お客一人に店は5倍あるという状態になるのです。喫茶店だけではないです。治療師 整骨師 医師 歯医者 全部過剰になります。その上毎年ところてん式に学校を出た人達が続々新規参入。先生過剰時代です。昔早稲田の教授と話した時「早稲田には先生ばかり。石を投げれば教授に当たる状態」と聞いた事があります。先生が多くなると立場が逆転。先生はえらそうにしているのです。それが患者の言う事を沢山聞かざるをえない状態になります。「こうせい」「ああせい」と言う今の指導では客が「おっかない」「こわそう」と思われて「もうこんとこ」となるのです。「おめぇ 医者がそんなことにはならんとちがう」と言われそうですが都会から過剰になるでしよう。都会の医者が田舎にいけばいいんですがそうはなりません。田舎に行きたくない医者のほうが圧倒的に多いのです。都会に魅力があるからです。それとプライドもじゃまします。田舎暮らしがいいなんていう人はまだまだ少数派。僻地治療を目指している医師も少ないです。
靴のオーダーメイドも難しいです。これは本当に大変です。足は時間と共に変化します。朝起きた時が一番大きいです。夕方にむくみが出て大きくなると言う人が居ます。座業の人だとそうなるかも知れません。朝起きた時が一番大きいという訳は「体重がかかっていない状態が数時間続いていた」だからです。体重がかかると足は少し小さくなります。歩くだけでも小さくなります。数時間も歩いたり走ったりすれば更に小さくなります。靴の大きさは変わりません。この対策はありません。数時間毎に靴を履き替えるのがベストです。そんな事を出来る人はいません。その上汗をかけば足はふやけます。綿の靴下は水分を含むと縮みます。足は膨れるのに靴下は縮むというアンバランスが起きます。「綿の靴下は汗を吸収する」と言いますが汗は水分です。こんな事を言うと靴下メーカーからお叱りを受けそうです。絹の靴下だといい筈ですが絹の靴下の皮膚に当たる部分には伸縮糸の化繊が入っています。裏返しで履くと良いのですが「ぶさいく」です。僕が一年中草履を履いている理由です。草履だと足のサイズが変化しても大丈夫だからです。