週刊店長情報 税金は経費 24 3 5
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税金は経費
申告の季節です。誰でも税金は払いたくないものです。必死で申告しました。申告と言っても計算はパソコンがやってくれます。昔のように電卓をたたいてなんて言う事はないです。全く簡単です。数字の合計を打ち込むだけですから。本当はそこからです。税金に必要なデータは売上 仕入れ経費 在庫です。後は減価償却とか保険とかですが当方にはほとんどないのです。原価償却といっても車ぐらいです。保険はかけていません。年金の支払いは終わりました。妻が保険のような物をかけています。後は健康保険ぐらい。これも自動振り込みです。領収書が無い為引き落としの通帳を持って行きました。一番大変なのが経費の集計です。領収書だけなら簡単ですが振込もあります。更に福井での経費も集計の対象です。これを探すのが難しい。売り上げも全く間違いが無いとは言いきれません。後で訂正の打ち込みをしてもその時にちょっとしたエラーとかミスが出たりします。その分はチェックが出来ていません。きっと合計は間違っている筈です。特に昨年までのソフトでは桁が一つ繰り上がってしまう場合があります。納品書を手渡す時に気が付きますが。ここでごまかすと言う手があります。ごまかしの手口は経費の水増し 架空仕入れ 売り上げの圧縮です。ごまかしの手口が悪質だと重加算税の対象になります。脱税の手口を紹介している本を読んだ事があります。一番簡単な方法は「計算を間違える」と言う方法です。これは昔の手計算の話です。計算の桁とか数字を1つだけ間違えると言う方法。いまのようにパソコンのエクセルを使った計算だと間違える事は不可能です。いや出来ます。集計後で1つの数字だけを訂正すればいいのです。その他合法的な裏金の作り方もありました。これは会社組織だと出来る方法です。以前簡易課税で納税した事があります。本当は届けが必要なのですが判らずに簡易課税にしてしまったのです。後から追徴がくる筈でしたが結果は逆「払い過ぎている」とのお達し。税務署員はこんなことは稀だと言っていました。実際僕の粗利益は低すぎるのです。日配品の取扱が利益を少なくしています。誰でも扱うのを嫌がる筈です。税金は取られるものと長年理解していました。と言うよりも長年大幅赤字だったので開き直って「取れるものなら取ってみろ」と言う態度。少しずつ改善されてきました。その上扶養家族もなくなってしまいました。これだとお金は残っていないのに黒字になってしまうのです。そこで改心しました。これは取られるものではなく「経費なんだ」と理解する事です。経費の一つととらえれば腹も立ちませんし品性がアップします。