週刊店長情報 強者の横暴 224.05.20
請求書をファックスで代用できないかの実験をしています。20年以上前から続けている方法を変えるのは大変かもしれません。毎月1~2軒の取引先から「請求書がみあたらん。ファックスでいいから送って欲しい」という問い合わせがあります。今までは販売王で請求書をプリントしてファックスしていました。その内に請求書をプリンアウトしなくても直接ファックスできる事を知りました。この方が相手に届くファックス受信はプリンアウトした物と同じものが受信できるのです。請求書のファックス受信のメリットは郵便で請求書を受け取ると開封して請求書を取り出して支払い一覧表に金額を打ち込むのが一般的。これがメール受信でも同じです。PDFではコピペできないのです。ここで無駄が発生しています。開封の手間、開封後の封書は廃棄されます。これも無駄でしょう。受け取った請求書は折り曲がっています。請求書を発行するこちらにもメリットがあります。プリントアウトが不要。封書が無用。切手代不要、宛名書きのシール不要、封書に入れる手間がなくなります。僕のようながさつな人間だと切手の貼り方とかが綺麗ではないのです。
今も大部分の請求書発行は郵便物発行です。稀にメール発行があります。又PDF添付でメールでというのもあります。メール発行がこれからだと思っていますがまだまだ先の話です。僕らの世代がいなくならない限り難しいかも。コピペできない限りファックス請求書発行のほうが有利だと見ています。コピペが出来るソフトが出来ると状況が変わる可能性はあります。請求書ファックス受信に50円程度値引きできるかも検討しました。これだと値引きする作業に時間がかかる事が判り断念。ここまで書いて同じ事をしている会社がある事を知りました。もっと早く知っていたらと考えます。僕のところにはそういうファックスは来た事がありません。
運送会社のヤマト運輸と佐川急便は紙での請求書発行は手数料がかかります。公共料金のかなりの部分も紙での発行は有料になっています。ここで誰も反発をしません。本来請求書発行は売主の義務の筈です。それが請求書発行は有料というのは絶対変です。反対する人の大部分はジジババだからです。ジジババにパソコンとかスマホは無理です。スマホだって電話機能しか使えないのです。しかも相談も無く一方的に「こうなりました」というのは独裁国家みたいです。
こういう決め方はお役所仕事です。お役所は「国民のために」とか「国民に寄り添った」とか言っていますが心の中では「国民はわれわれが指導しなくては何も出来ない」と思っているようです。「我々が決めた事が絶対正しい。いう事を聞け」選挙で福祉目的税とかのことで「これで年金は100年安心」と言った○○党の代表が言っていたのを思い出します。
今は役人がパーだから我々が見張っていないと何をやらかすか判らないのです。国民の声を聞く振りをしているだけなのです。彼らの関心は退職後の自分の天下り先です。上級官僚は退職しても更に高額報酬の天下りが待っているのです。ここで能力がどうとか言う話はなしです。個人の能力ではなく組織でなりたっているのです。こういう官僚退職は「天下り禁止」法案を作ってしまうと良いのです。その上「5年間はボランティア活動義務」に義務にするともっといいでしょう。
国会議員も経費は全部請求書で支払いするのが子供でも判る解決策なのは誰でも判っているのですが。選挙がとかいっていますが政策を実行するには金がいるというのも役所との調整とかをしているのかもしれません。一倍は選挙です。選挙の当選が彼らの一番の関心ごとなのです。
勝手に決めても誰からも反論受けないので「大丈夫」と考えるのは官僚的です。弱者に目を向けていないのです。弱者は本音を言いません。その上何が問題かも判ってない可能性もあります。誰からも文句を言われない方法があるか検討しました。簡単な方法は今の逆をするといいのです。紙発行請求書は無料。メール受信OKのユーザーには300円割引にするのです。これだと誰からも不満は出ないでしょう。我ながらいい方法だと思っています。でもきっと採用不可扱いでしょう。