週刊店長情報 紅茶に塩はあり?2024.06.23
「おめぇ 又とんでもない事を」と言われそうです。「紅茶に詳しくないおめぇが」です。紅茶を飲む機会はほとんどないです。周りに紅茶好きな人はいません。日本茶の好きな人もあまりいません。コーヒー好きは結構います。世の中みんなこんな感じでしょう。
緑茶にはいやな思い出があります。若い時新茶3000個仕入れて3年たっても新茶のマークがついたお茶の在庫の山を経験したことが有ります。新茶、緑茶販売アレルギーでした。「絶対緑茶販売はしないでおこう」と固く心に誓っていました。それがお茶生産者の片木さんと話をしているうちに「何にも知らなかった」と言う自分を反省。一番茶とかは名前は知っていても実際どういう物かは知らなかったのです。かりがねと言う言葉は知っていてもどういう茶葉かも知らなかったのです。更にお茶の品種とかはさっぱり知りませんでした。これで売れる訳はないです。今もかなりの人が以前の僕と状態かもしれません。これが大部分の自然食品店?皆さんは僕とは違うかもしれません。片木さんにはいろいろと教えてもらいました。その為と言うか一応のお茶の話が出来るようになりました。
僕はコーヒー通でもありません。商談で喫茶店に入って飲む程度でした。家では飲みません。これもグリーンアイズの森口さんと知り合ったことからコーヒーの話を聞く機会が増えました。コーヒーの豆の種類とかは普通判りません。豆の種類だけでなくその味についても専門家でない限り判らないです。森口さんにいろいろ教えてもらいました。ハンドドリップで点てるのは100回ぐらいしないとうまくならないと聞いたので集中して練習しました。1日10杯飲んだことが有ります。その時に「コーヒーはあまり身体を冷やさない」と知りました。森口さんの話は後から聞くと良くわかります。「コーヒーの生産地は海抜3000メートル以上の冷涼な地区」これは後から聞いて判ったのです。それまではコーヒー生産国は暖かい国の飲み物だと思っていました。
前置きが長くなりました。ここで紅茶の話です。紅茶の勉強をしようと決心しました。紅茶については名前くらいしか知りません。紅茶の好きな人が周りにいないのですからしょうがないと言えばそれまでです。せっかく取扱しているのですから普通の人より詳しくなりたいと思ったのです。これからいろいろ飲み比べたり自分で入れてみたりすることになりそうです。今はネットでいろいろ漁っている段階です。その時「紅茶に塩」の話が出てきたのです。これは学者が話しています。素人が言っているのではないです。それを聞いてほうじ茶に塩を入れて飲む話を思い出したのです。正食では梅醤番茶が有名です。正食に出会った頃によく作って飲みました。作り方は皆さんの方が詳しい筈なので省略。正食には欠かせないアイテムです。何で塩 醤油かといえば陽性にするためです。
これに不服を唱えています。理由は正確な塩分濃度を示していないからです。正食は全体的にアバウトです。料理教室の実習でも感覚優先です。料理の先生も「自分の感覚」優先です。美味しいか美味しくないかは本人にしか判らないのです。若くて感覚が敏感な人なら良いですが加齢と共に感覚は鈍ってきます。年配になるほど自分の感覚は当てにならないと思っています。そんな時に必要なのは科学的な方法です。弱火調理方法の水嶋先生は0.8%の塩分濃度が生体の塩分濃度なのでそれに合わせた塩分濃度が良いと言っています。梅醤番茶もそれで計算された方法で作るのが良いと思っています。塩番茶も同じです。お茶コーヒーには利尿作用があると言われています。味噌汁には利尿作用はありません。茶コーヒーには塩分が入っていないからだと推察します。ならば紅茶にも0.8%塩を入れて飲むのもありだと考えられるからです。これだとおしっこ出る利尿作用は無くなります。