週刊店長情報 新しい動き 27 11 2
まこもたけ 終了
今年は収穫が遅かったですが終了です。パウダーは続けて販売
王林 出荷始まります。
ふじはもう少し後に出ます。ふじが出てきたら りんごセット出荷できます。
かまぼこ 価格変更
来週からお知らせしてある通り価格変更。焼き板 うろこちゃん だけ。
みかん 取り扱い開始
価格は昨年と同じです。生産者は和歌山有機の会 有機JAS マシン油は使用
新しい動き
自然食品店は「夜明け前」だと話をしています。今後取扱を増やしていく商品のポイントは「量産出来ない ハイレベル しかも価格がそこそここなれている」です。「そんなもん ある訳ないじゃん」そうです。ほとんどないです。「探せばある筈」と言いたいですがないです。高くて良い物はあります。それではお客さんがついてこないでしょう。探し続けているのが現状です。こんな中でも元気な店があります。そんな店を見ていると「店が主導権を持っている」「店主店長が前向き」「新規取扱商品に熱心」と言うのが特徴です。元気な店を観察するのも仕事。全部の店がそうではないです。真似すればいいのですがこれが難しいのも事実。以前「○○店でよく売れています」と言うと「じゃあ その店に売ってもらえばいい」と言われた店主がいました。その後その店には何でも紹介しない事にしています。でも生き残っていかなければいけないのが店。集客がしやすいのは日配品でしょう。一部の店はこれでうまくいっています。大部分の店は苦戦。日配品は利益が出にくいのです。利益で言えば健康食品が一番です。最近新規に訪問した店 店主は「100円の豆腐100個売るくらいなら1万円の健康食品を1個 時間をかけて売った方がまし」と言うのです。それで僕は「それで売り上げが上がり続けているのならいいじゃないですか」と言うと「売り上げは下がり続けている。面倒な日配品は止めたい」とも。数字で見るとどの店も日配品はお荷物です。止めたい気分は判ります。当方は長年化粧品卸をしていたからです。自然食業界とかかわり始めたころ仲間の卸しは「そんなもんで商売が成り立つわけがない」と言っていました。普通で考えるとそうです。自然食の日配品を取扱始めた時はびっくりすることが一杯。化粧品は価格が決まっているので自分が販売価格を決めると言う事に慣れていなかったのです。本当にカルチャーショック。その上今まで計算間違いとかは皆無だったのがよく間違えるようになりました。化粧品のアイテム数と自然食の日配品のアイテム数は比較にならないのです。多すぎるのです。儲けはほとんど出ません。「取扱しないほうがまし」状態が続きました。不思議なことに気が付きました。日配品の取扱が増えるに従って取り扱ってくれる店が増え続けたのです。僕は新規開拓が苦手でした。これが解消したのです。今までない経験です。そこで「儲からない物を取り扱うとお客が増える」事を確信しました。賢いやり方ではないです。賢い 営業が得意な人には必要がない方法です。「あほが世を持つ」と言う言葉があります。「あほでいいや」と決心。もともと賢くないのですから。今もこれで続けています。元気な店になる為にはお客さんに全幅の信用があって新規取扱商品に熱心になることでしょう。それが出来ない場合は僕のように「あほ」に徹する事かも。あほは難しい事は考えません。効率の悪い誰もやりたがらないアイテムとか賞味期限が短い物を取り扱うのです。残り物がワンサカでるのを覚悟して。かしこはしません。「それではきっと閉店」と言う事になるでしょう。在庫が沢山 アイテムが一杯で閉店になった店を知りません。大部分はその逆です。そんな店を見ながら「夜が空けるのはこれから」と言い聞かせています。今から準備が必要です。